やばい!吉幾三がカッコよく見える!
おっちゃん世代以外でも、
今回のネット配信だけの「TUGARU」は、若者の耳にも確実に残りそうです。
一度聴いたら、クセになるというか、
この吉幾三というおっさんは、突然のように大ヒットを生んでいる気がします。
昭和59年「俺さ、東京にいくだ」で当時のおっちゃん世代(現在70代くらいの方)で大ブレイク!
さらに、昭和61年に本格的演歌歌手として「雪国」を発表。
これまた、当時のおっちゃん世代のハートをゲットし、紅白出場もはたしています。
さらに、翌年にはオリコンでも、第1位を獲得する等しています。
今回の「TUGARU」はラップ調で全ての歌詞を津軽弁で歌いきっているので、正直、何を言っているのか分からない方も多いでしょう。
既に、動画配信サイトでは100万回以上も再生されていることからも考えると、かなり若者が、このTUGARUにハマりかけている傾向があるのでは?とも考えられます。
一見、普通の下ネタ大好きなおっちゃんにしか、見えない、吉幾三さんですが、コミックスソング歌手・演歌歌手・ラッパーと更なる挑戦をしかけてきたのでしょうか?
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吉幾三のラップが大人気!?いったい何故そこまで人気になっているのか?
吉幾三さんが2019年9月12日に「TUGARU」がネット配信される事になっていますが、既に、Youtubeで配信されています。
9月21日現在で145万回以上の再生回数となっているのです。
この吉幾三のTUGARUがここまで、人気になっているのか?非常に疑問に感じる方もいるでしょう。
確かに、言っている言葉は津軽弁という事もあり、全てを理解する事は非常に難しいはずです。
吉幾三さん自体も、TUGARUに対して、津軽弁が分かる方は、極一部の津軽の方とも言っていますから、地域限定的な楽曲ともいえますが、この「TUGARU」を通して、津軽弁の良さを、津軽地方に住んでいる、子ども達に未来永劫伝えたいという気持ちがあるのではとも考えられます。
吉さん自体は、演歌歌手としても地位もある方が、ここまでするという事は、津軽弁の形骸化や津軽弁の喪失を懸念しての楽曲配信と思っていいはずです。
全てが、共通語(標準語)が確かに、全国に広まっていますが、標準語の言葉の冷たさを感じる方も多いのではありませんか?
それと対して、この東北の方言は寒さを乗り切るためのじっと我慢している方々の、温かさを感じる言葉にも聞こえてきます。
それに、合わせて若者にも受けそうなラップ調の楽曲と組み合わせる事で、言葉の温かさと載りのよい楽曲がコラボする事で、標準語の冷たさに慣れ切ってしまっている方々に、津軽弁の温かさが、頭で理解する訳ではなく、心が温かさを感じているのではないでしょうか。
おっちゃんも20代の時に秋田美人の方と知り合いになりましたが、心穏やかで言葉は標準語でしたが、温かみのある方だった記憶があります。
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TUGARUの歌詞の意味がわからなくても、受け入れられるのは何故?
ここで、誰もが気になるのが、なぜ「TUGARU」のラップの歌詞の意味がわからなくても若者の支持を吉幾三さんが、受けているのか?でしょう。
いままで、吉幾三という演歌歌手と名前すら知らない方も多かったはずなのに、この「TUGARU」の配信と同時に爆発的な再生回数をえているのは何故なのか?です。
特に注目したいのが、
「何を言っているのかさっぱりわからない。でも癖になる」
という発言の類が多いのに注目すべきでしょう。
標準語でしか、聞いた事がない世代がそれも、行った事がない青森の津軽地方の津軽弁が癖になるという所。
確かに、東京・埼玉・神奈川・千葉周辺では、標準語が当たり前の世界観ですから、このラップ調の音楽と共に流れて来る、今まで聞いた事がない日本語の羅列が、脳を刺激していることになっていると考えてもいいのは無いでしょうか。
そこには、津軽弁では、何を言っているのか分からないし、歌詞を見ても何が何だかという状態であることは間違いないはず。
しかし、人間は、知らない事に対してその事を知りたいという欲求を常に持っている動物という事ですから、この津軽弁が何を言っているのかを知りたい衝動に、知りたいうちに取り付かれていると言ってもいい過ぎではないかもしれません。
それに、ネットだけの配信と限定的要素もくわわり、更に、わけのわからないおっちゃんがラップ調で津軽弁を堂々と歌いきっている。
吉幾三を知らない世代にとっては、正直、デ・カルチャーと異文化との遭遇感が、脳内麻薬を最大量分泌している可能性もあるのでは?と思わせている。
これが、映像配信なくして、吉幾三さんの写真だけであれば、ここまで再生回数が多くなっていないはずです。
日本全国には、まだまだ方言色が強い地域が多く存在していますが、西に行くほど、語尾がきつい表現になって行く傾向が高く、北に向かえば向かうほど、語尾が柔らかい印象を持っていく印象があります。
津軽在住の吉幾三さんだからこそ、この「TUGARU」の津軽弁の異文化感や何となく田舎の風景が頭の脳裏をかすめる事で、現代の若者が精神的な癒しを求めているのかもしれません。
これを、五木ひろしさんや山本譲二さんが歌っても、ここまでの再生回数や若者への影響力は出なかったはず。
苦労人の吉幾三さんだから・津軽を愛してやまない吉幾三さんだから、こそこの「TUGARU」の絶大なる人気が構築されていると感じます。
CD化されるとたぶん、ここまでの人気はなく、平凡は販売数になってしまう可能性が確実に見えているだけに、ネット配信限定というのは、まさに、今の世の中を反映したものといえるのです。
今後、どういう動きを見せるかは不明ですが、ある意味、故郷がある方には懐かしい言葉だったり、故郷を持たない方には新鮮な異文化として捉えられる可能性があるのではないかと思います。
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吉幾三の津軽弁のラップが癖になる?歌詞が不明でも動画再生数で大人気?まとめ
吉幾三の「TUGARU」が大人気について、おっちゃんなりに考察してきました。
確かに、吉幾三のイメージは「俺は田舎のプレスリー」「俺さ、東京へ行くだ!」
などのコミックソングの印象がありますが、「雪国」等はいつも、自分の父親が歌っていましたから、おっちゃんも雪国はカラオケでは歌う事が出来ます。
吉幾三さんの津軽愛を理解するには、「TUGARU」は確実にいい曲だと感じる事が出来るでしょう。
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