マスクの需要の高まりとともに、マスクの用途も増えていますよね。
その中でも少しづつ注目が集まっている「透明マスク」という存在はご存知でしょうか。
名前の通り、透明の素材で作られているマスクなのですが、何のために使用するものか気になりますよね。
今回は、最近耳にする機会が増えた「透明マスク」に関する情報をまとめたいと思います。
ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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透明マスクの効果は?
今日も、手話通訳者用のマスクを製作しました✌️😁🍀
お役に立てると嬉しいな🤗💕💕💕#コロナに負けるな#手話通訳者用#透明マスク pic.twitter.com/O6nLHBgsFG— Toshi。 (@Toshix0830) April 26, 2020
透明マスクの効果ってどれくらいあるのか?
その疑問が浮かぶ見た目をしていますが、ずばり透明マスクは、聴覚障害者の方のために開発されたマスクです。
マスクとしての効果は備えていますが、効果よりも透明であることの必要性に特化したものだと考えられます。
聴覚障害者の方は、手話でお話をされているイメージがありますが、会話の手がかりは手話の手の動きだけではありません。
口の動きや顔の表情から、話の内容を読み取り、理解をしているのです。
誰もがマスクを着用していることが基本となった今、健常者の方でもコミュニケーションに不便を感じたことがある人はいるのではないでしょうか。
私はあります。
レジの店員さんと
「ポイントカードはありますか?」
「今日は忘れたんですけど、後付は可能ですか?」
程度の会話を交わしたことがあるのですが、まず店員さんが何を聞いてきたのかがわからず「ん?」と私が聞き返してしまいましたし、ようやく私が理解して答えたときには、今度は逆に店員さんから「んん?」と聞き返されてしまいました。
結局、お互いにとても大きな声で会話をするという状況になりました。
お互いマスクによって口の動き方が制限されたこともありますが、
私達は、自分たちが考えている以上に、声だけじゃなくて、口の動きも会話の中で必要としているんですね。
ですから、マスクで口元を隠されている状態だと、口の動きがわからないことはもちろんのこと、相手の表情まで見えづらくなりますから、聴覚障害者の方にとってはマスクの人とコミュニケーションをとることは非常に困難なのです。
そこで、聴覚障害者の方に情報発信をする手話通訳者のために、透明マスクというものが発案されたというわけです。
透明マスクの使い方と素材や作り方は?
今日の朝日新聞。山形市障がい福祉課・手話通訳者の方々が手作りした #透明マスク のことが取り上げられております。先日、実物を分けていただきました。私も手話通訳の派遣依頼を受けた時に着用させていただきます。 pic.twitter.com/4gWGJQk6lj
— まつい愛@山形市議会議員 (@matsui_ai_1828) April 23, 2020
透明マスクの見た目というか、フォルムは不織布マスクや布マスクと同様の形状をしていて、耳にかけて使用するタイプが多いようです。
私はコンビニの店員さんが、透明のサンバイザーのようなものを装着しているのを見たことがあるのですが、それももしかしたら透明マスクの一種なのかもしれませんね。
透明マスクは、シールド部分は、プラスチックなどで作られており、使い捨てタイプと繰り返し利用できるタイプがあるそうです。
手作りをすることも可能なようで、その場合は、布のマスクの真ん中を切り取り、抗菌の透明テーブルクロスを入れ込んで周りを縫うような形になります。
透明マスクと普通のマスクとの違いは?
緊急会見など、
重要な情報を伝える話し手が
この【透明マスク】をしてくれたら…?口型が見えるようになって
伝わる情報が
少しでも広がる&深まる。。誰か会見前に、
『ハイどうぞ🤲😷』と
渡してくれないだろうか。#透明マスク #手話 https://t.co/Mck2cQZTnC— 【藤乃】沖縄人手話講師🤟手話を楽しむ生き方。 (@DeafLinks_) April 13, 2020
透明マスクと普通のマスクとでは素材が異なることは言うまでもありませんが、一番の透明マスクのポイントは「表情を隠さないこと」ですよね。
新型コロナウィルスが蔓延する前から、街にはマスク姿の人は一定数いました。
マスク姿の人は風邪をひいている人や花粉症の人だけではありません。
実はマスクをする理由は他にもいろいろあるんですよね。
「今日はメイクをしたくない」
「肌荒れがひどい」
「気分が乗らなくて表情を見られたくない」
「知り合いに見つかりたくない」
など、マスクを隠れ蓑的な使い方をしている人も少なくないと思うんですね。
しかし、透明マスクの概念は、この普通のマスクの真逆をいく存在です。
ウィルスの侵入を防ぐという意味では同じですが、顔を見せたい、もしくは見せる必要がある人が着用するマスクなんですね。
透明マスクは、聴覚障害者の方にとって必要不可欠であることは言うまでもありません。
そして医療現場・食品売り場・食品工場・対面式レストランなどさまざまなシチュエーションで使用されています。
透明マスクについてのまとめ
【原則禁止】窓口の「マスクなし」対応好評 むつ市役所https://t.co/IC9s1YK7E8
「不快な印象を与えかねない」としてノーマスクを推奨。体調が悪い職員には「窓口対応をさせない」「自宅で休ませる」ことを徹底している。 pic.twitter.com/LZtQx4K4UQ
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 6, 2019
まだ今のような感染拡大に敏感になる前から、マスクでは表情が読めずにお客様に対する気配りに欠けるということで透明マスクは「ヌードマスク」という名称でも存在していたようですね。
現時点では、上記のヌードマスクも透明マスクも浸透はしておらず、街中でそれほど見かけるということはありません。
しかし、当面、マスクの着用がマストな「withコロナ」の生活が続く中で、普通の一般的なマスクは見た目も気分的にも閉鎖的な感じがしますよね。
透明マスクを着用することで、明るい気持ちになれるかもしれません。
透明マスクは、息苦しさや暑苦しさも少ないとのことですので今後流行っていけばいいなと思いました。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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