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令和納豆事件は会社とお客のどちらが悪い?生涯無料サービスは詐欺なの?

令和納豆事件は会社とお客のどちらが悪い?生涯無料サービスは詐欺なの?
令和納豆事件」というクラウドファウンディングにおける騒動をご存知でしょうか?

 

令和納豆」という納豆専門の飲食店から「納豆ごはん 生涯無料パス」というものが販売されたのですが、これを購入したにも関わらず、没収されたという人が、なんと3人もいるらしいのです。

 

今回は、没収された3人令和納豆の運営会社社長の言い分、両面からこの事件に関して、考察していきたいと思います。

 

ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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令和納豆事件とは?


令和納豆事件について、簡単に説明させていただきます。

 

令和納豆事件とは、クラウドファンディングで、納豆ご飯専門店「令和納豆」に一万円を支援すれば「納豆ごはん 生涯無料パス」を受け取ることができるという企画がありました。

 

かなり斬新な企画でしたし、納豆の質やサービスは未知数ながら「生涯無料パス」という響きも良いですし、支援したくなる企画ですよね。

 

なので、ネット上の反応も上々でしたし、令和納豆に支援した人たちを羨む声がけっこう出たこともあり企画自体は大成功と言っても良かったハズでした。

 

しかし、そのパスポートを購入した方たちの中に、

 

「一方的にお店にそのパスポートを没収された」

 

という方がいて、その口コミがインターネット上に拡散されました。

 

それを受けて「令和納豆」は、没収した事実を認めた上で、「利用規約に基づいた正当な処置だった」という声明を発表しました。

 

ちなみに没収された人は、ひとりではなく、今判明しているだけで3人はいるとのこと。

 

しかも、その3人の元パスポート所有者は、お店側が例示しているような違反行為はおこなっていないというのです。

 

一体これはどういうことなのでしょうか?

 

どちらかの言い分に偽りがあるのか、お互いの落とし所を見つけられない意地の張り合いなのでしょうか?

 

その点についてより詳しく調べてみました。

「令和納豆」側の言い分は?


お店側の言い分はTwitterのような反論をもろに受けるところには出ていません。

 

ですが、令和納豆事件が起きた直後に公表されたお店側の説明を紹介させていただきます。

 

お店側が没収に踏み切った理由として、主張しているのは

 

・無料パス対象セットしか注文していないから。

・アンケートへの回答が不誠実だったから。

 

というようなものです。

1000人以上が、この生涯無料パスを所有しているのだそうですが、パスポート所持者には、初回利用時に、店舗は利用規約を説明したと言います。

 

もともとは、この「納豆ごはん 生涯無料パス」の企画は、地域支援を目的としたものだったようです。

 

つまり、店舗側は、受け取った一万円のことは、「支援金」と解釈していたのだと思います。

 

ここが解釈の分かれ目のように思えます。

 

クラウドファウンディング一万円と「納豆ごはん生涯無料パス」の交換が行われたという1つの事実に対して無数の解釈が生まれたのかもしれません。

 

納豆ごはん 生涯無料パス」は、あくまで一万円を寄付してくれた人に対するオマケと考えていたのかもしれません。

 

ですから、「納豆ごはんで一万円分のもとを取るぞ!」という人がいることを想定していなかったものと思われます。

 

そもそも、そのようなことを想定せずに「納豆ご飯生涯無料パス」を発行している時点で、客観的に見ると令和納豆側の目論見があまりにもずさんと思わずにはいられません。

 

1000人もの寄付金が集まり、テレビでもその令和納豆によるクラウドファウンディングがポジティブに放送されていた時点で手元に現金という武器と無料で打てた広告の影響力という財産が残りました。

 

そこで得た財産と、お客様が無料のものしか食べないことへの損失を天秤にかけたら、支援してくれた人達を手厚く迎えた方が遥かに利益を増大出来たと思えます。

 

損して得を獲れとは言いますが、目先の損に令和納豆が我慢できなかったのかなぁ?と思う言い分に感じました。

令和納豆の納豆ご飯生涯無料パスポートを没収された3人の言い分は?


パスポートを没収された三者の没収理由は、やはり「無料パス対象セットしか注文していないから」という理由に尽きるようです。

 

3人ともアンケートにはきちんと答えていたとおっしゃっていますし、店舗や他のお客さんに対する迷惑行為はしていないとのことです。


生涯無料パスポートを取り上げられた方の中には、それはそれで諦めがついていた方もいらっしゃいましたが、令和納豆の事件がSNS上でバズった後に会社側の言い分は店内の看板を壊したり、大声で罵ったり列に割り込むなどの傍若無人な振る舞いがあったと説明しています。

 

これが事実であれば、やはり取り上げるのが筋だと思いますが、この言い分に対して、令和納豆を支援した人は見に覚えのない事実の羅列に驚愕したとありました。

 

正直、クラウドファウンディングで支援してくれた人達に対して、証拠もなくここまでの内容を発表するのであれば最低限、店内の防犯カメラでも公表すべきところを一切行わないというのは、令和納豆の言い分に疑いの目線を向けざるをえません

 

そうなれば、争点は「無料パス対象セットしか注文していない」ことをどう捉えるかということの一点に絞られることとなります。

令和納豆事件は詐欺なのか?


私は、消費者の立場ですので、この件に関しては、「令和納豆」側に非があるように見えてしまいました。

 

「無料パス対象セットしか注文していないから」

 

「アンケートへの回答が不誠実だったから

 

という没収理由は、あまりにもフワッとしています。

 

例えば、スーパーが卵1パック100円のセールをする時には、「500円以上の買い物をした場合に限る」などといった注意書きがあるはずです。

 

それは、セール品の卵だけを買いに来られたら困るからですよね。

 

無料パス対象セット」だけを注文されることが困るのならば、例えば「3回に1回は別のメニューを注文しなければならない」というような規定をきちんと設けるべきでした。

 

アンケートの内容が不誠実」というのも、そのラインは、実に曖昧ですよね。

 

この理由に関しては、お店側の主観があまりにも一方的なアドバンテージを持ちすぎていて、そんな理由がまかり通ると最初から知っていたら誰一人として令和納豆を支援したいという気持ちは持たなかったはずです。

 

それに、どんな店舗にも「規格外のお客様」はいるものだと思います。

 

例えば、私の父が経営する美容室の常連さんの中には、とても頭が大きくて、毛量が普通の人の三倍くらいある方がいるそうです。

 

カラーやパーマの原液をたくさん必要とするらしく、そのお客さんが来ると赤字になるそうなのですが、通常通りの料金で対応しています。

 

また、バイキングレストランの常連さんの中には、完全に元をとっていく大食いの方もいらっしゃるでしょう。

 

規格外のお客様」がいれば、「追い出しても良い」というルールがまかり通るならば、お店と客の信頼関係なんて何もありません

 

ほとんどのお客さんが、常識や想定内の範囲内であるから、お店は利益を得ているわけであり、少数の規格外のお客さんに関しては他のお客さんで得た利益で賄うしかないものだと思います。

 

ただ今回のケースにおいて、パスポートを没収された三者に非があるとすれば、この「納豆ごはん 生涯無料パス」の企画が、地域支援を目的としたものであったところです。

 

モラルやマナーを突き詰めるならば、この企画で元を取ろうとする行為は好ましくはなかったと考えることはできます。

 

しかし「令和納豆」の納豆の品質についてはよくわかりませんが、多くの人にとって、納豆と言えば「3パック100円で買えるもの」です。

 

一万円分を納豆で元を取ろうとすることは果てしない道のりであり、「自分が飽きるまで食べ続けてもいいかな」と、お客さま側が考えたとしてもそれほど不思議ではないかなと思います。

 

さらに言わしてもらえれば、いくら美味しいものでも毎日ある程度食べればもう食べたくなくなるし、令和納豆は原価ではなくて販売価格で元以上取られたと勘違いしていますが、原価的にはまだまだゆとりもあったはずですし、お客様を満足させる心配りが完璧に枯れていたのではないかと推察してしまいました。

令和納豆事件はお店とお客のどちらが悪い?のまとめ


今回は「令和納豆」の一連の事件に関して、私なりの見解を述べてみました。

 

あくまで、私の個人的意見ですので、お店側の言い分もあると思いますが、今回は「お客さま目線」で語らせていただきました。

 

いずれにしても「永久無料パス」は、企業と顧客、両方にとって、信頼関係の構築がすごく大切な案件だと実感する出来事に思えました。

 

ただ、今回の令和納豆事件によって、クラウドファウンディングというシステム自体を疑いの目で見てしまう人が増えたのも事実です。

 

なので、企業側としては今まで以上に支援してくれる人への誠意の見せ方が大切になってくると考えられます。

 

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。