東京都知事選がいよいよ近づいてきましたね。
何かと大荒れの予感がいっぱいの今回の東京都知事選ですが、現知事の小池百合子さんを落選させるために「同姓同名戦略」を企てている候補者がいるというのです。
一体どういう戦略なのでしょうか。
1つの妨害工作としては思いつく人もいるかも知れませんが、東京都知事選には供託金300万円という対価も必要ですし、泡沫候補にはその供託金は十中八九帰ってきません。
それにも関わらず実績も不明で選挙に必要な三バン(地盤・看板・鞄)という地元の強みも、知名度も、選挙に挑むだけの潤沢な資金も不明な現職の都知事である小池百合子と同姓同名の小池百合子さんが出馬する意味を今回は真剣に考えてみたいと思います。
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同姓同名戦略って何!?
アメブロを更新しました。 『【都知事選】N国党・立花党首が「小池百合子」と同姓同名候補者をよ擁立する作戦を示唆』 #同姓同名 #都知事選https://t.co/CdEQXcrYVr
— yokoiher/あたりす/青源凝四/独身の方のフォロー推奨 (@yokoiher) April 11, 2020
ズバリ、「同姓同名戦略」とは、小池百合子さんと同姓同名の女性を候補者として、出馬させて、票を割れさせようとする作戦です。
小池百合子現都知事の政治に100%満足という都民は少ないと思いますし、むしろ不満を感じている人の方が多いと思います。
ですが、今回の候補者をグルッと見る限り、「まぁ次の都知事も小池さんなんだろうな」と誰もが思っていると思います。
私は都民ではありませんが、私がもし都民で、投票できるとすれば、現状では小池さん一度になってしまうかもしれません。
この、ほぼ当選確実と思われている小池さんをなんとか引きずり下ろす戦略として、「ある政治家」が考えたのが、「同姓同名戦略」です。
つまり、もし「小池百合子」という名前の候補者が二人いた場合、有権者が「小池百合子」と投票しても、その「小池百合子」が、現職の小池百合子さんを指しているのか、新人の小池百合子さんを指しているのかがわからないため、その票は無効となってしまう可能性があるのです。
まさか、小池百合子さんが二人いるだなんて夢にも思っていない有権者はいると思いますので、うっかりしてしまうことは十分に考えられますよね。
同姓同名戦略を企てているのは誰?!
🥰一般人をネット上で平気で #誹謗中傷 するような奴が #東京都知事選 に #立候補 なんて…
🥰おまけに、またまた #同姓同名 候補ですって。
🥰#YouTube で怪しげな金集めもしているし…
🥰都民も舐められたものだわ。#立花孝志#N国党#ホリエモン新党 https://t.co/cBHe9cNFMv pic.twitter.com/wR0sOcskd4
— 立花からマツコを守る党 (@matukowomamoru) June 12, 2020
同姓同名戦略を企てているのは、NHKから国民を守る党(N国)でお馴染みの立花孝志さんです。
立花さんは、今回は、ご自身の新しい政党・「ホリエモン新党」から出馬をする予定でしたが、やはりご自身は、N国の方から立候補することしたようです。
そして、「ホリエモン新党」公認の方からは、なんと「小池百合子」という名前の女性を出そうとしているようなのです!
「小池百合子」という名前は、それほど苗字も名前も珍しくはないので、同姓同名の女性は、ある程度存在すると思います。
立花さんは、おそらく「小池百合子」という名前の女性を探し出してきていて、今回の選挙に出馬させようとしているのでしょう。
なぜ、立花さんが、こんなことをするのかと言うと、立花さんは「インターネット投票」を主張したいからであるようです。
候補者に番号をつければ、同姓同名の候補者がいても問題は起こらないということを伝えることで、インターネット投票の有用性を訴えているのです。
つまり、上記で書いたような、無効票が出てしまうリスクもインターネット投票が可能であれば、なくなるというわけですね。
とは言え、正直、今回はそんなのは言い訳で都知事選を撹乱するようなトリックスターな一面があまりにも強すぎるので、本音のところは立花孝志さんのみが知るところですし、都民であればインターネット投票が本心とは思えないかもしれませんね。
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⇒ホリエモン新党は堀江貴文の捨て駒?結局本人は出馬しない可能性も!
同姓同名戦略の一番の被害者は現都知事の小池百合子さんでは無い可能性も
現時点でわかっている「堀江貴文 & N国立花のトンデモ選挙ハック」の理論をまとめてみた。
ふざけたような作戦だが、法律の穴を突いて成功してしまう恐れがある。
ちょっと長いが読んでみて pic.twitter.com/IJ8AxcOlvX
— tetsu (@metatetsu) May 25, 2020
現知事の小池百合子さんの政策に不満な人も多いでしょうし、立花さんにも理想の政治ややり遂げたい使命はあるのだと思います。
しかし、だからといってこのやり方は、あまりにも卑怯であり、大の大人が選挙の場を使ってやることではないと思いました。
ですが、ヤフーニュースを見ていると、この「同姓同名戦略」には、たくさんの人からコメントが集まっていました。
大半は、立花孝志さんに対する批判なのですが、立花さんの場合、ご自身が注目を集めれば集めるほど、本来の立花さんの目的であるNHKから国民を守る党に注目が集まります。
NHKの受信料に関しては、おそらく芸能人以外は全員不満を感じていると思いますので、立花さんが注目されるたびにNHKは矢面に立たされているのではないかと考えられます。
そう考えると、立花さんの戦略は間違っていないかもしれませんが、気になるのは、候補者となる「もうひとりの小池百合子」さんです。
顔と名前を出して、出馬するこの「もうひとりの小池百合子」さんは間違いなく、非難の対象となります。
ご本人も、非難されることは、覚悟の上での出馬だとは思いますが、「もうひとりの小池百合子」さんにもご家族はいらっしゃるでしょう。
この女性や女性の親族のことを思うと、これから恐ろしいことが待ち受けているような気がしてなりません。
立花孝志さんはそこまで考えているのでしょうか?
自分の所属している政党の知名度のために、同姓同名戦略による世間からの批判を浴びるのが立花孝志さん一人だけなら良いのですが、まだ見ぬ「ホリエモン新党」から出馬する小池百合子さんへの厳しい選挙活動へのケアも慎重にお願いしたいと思います。
同姓同名戦略による都知事選のまとめ
性善説で成り立つバランスだから都知事選がトンデモな事になるんだよ。
小池百合子(今の知事)
小池百合子(同姓同名)
NHKをぶっ壊す(ホリエモン新党)
ホリエモン(↑とは別の党)小池百合子の票が分散され、知名度の高いホリエモンと書くとホリエモン新党の票になる。
制度を可能な限り利用。
— PS5 (@ungaaaaaa23) June 12, 2020
今回は、東京都知事選で立花孝志さんが企てている「小池百合子と同姓同名戦略」について、現状で考えられるポイントを説明させていただきました。
政治の世界が、戦略というより「何でも有り」という形になっていることに恐怖を感じます。
かつての政治は、エリートのおじさんたちだけのものであり、ステータスのない国民の意見が反映されることはありませんでした。
しかし、ネットによる情報がSNSなどの媒体で個人でも拡散して強い影響力を持てる人も現れてきています。
その代表格とも言える立花孝志さんのような候補者が出ることで、おもしろがって一緒に選挙をかき回そうとする有権者も出てくることでしょう。
しかし、その状況は、本当に「国民の意見が反映されている」と言えるのでしょうか。
良くも悪くも、「同姓同名戦略」が本当に今回の都知事選で行われることになれば、色々な思いが交錯することは間違い無いと思います。
今回の記事も読んでくださってありがとうございました。
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