セブンオーナーの時間短縮を拒否?解約や違約金など問題で過労死も?
今回は小売業から

残念と言えるニュースの紹介です。

 

皆さんの多くも利用されているだろう、

コンビニの

 

セブンイレブン

 

からニュースが出ました。

 

コンビニといえばセブンイレブンに限らず、

フランチャイズ経営

思い浮かべる方も多いかもしれません。

ちなみにフランチャイズ(FC)とは、

フランチャイズに加盟する個人や法人が

本社のブランドを借りて事業をすることです。

ブランドとは看板や商品などを指します。

フランチャイズ経営の場合は

本社が事業運営のノウハウを

パッケージ化しているため、

未経験から始められることもあり個人オーナーも多くいるのです。

 

 

フランチャイズでは個人経営であっても、

本社との契約があります。

 

本社との契約のもとで事業運営をし、

利益の一部をロイヤリティとして

本社に支払うという仕組みがフランチャイズ経営なのです。

 

さてこのフランチャイズの

基礎知識を知った上で、

今回のニュースについて考えていきましょう。

 

今回流れたニュースは、

とあるセブンイレブンオーナーが

時短営業をしたことで本社と対立しているというものです。

 

 

オーナーとしては「過労死寸前」であり、

本社としては「規約違反」とのそれぞれの主張となっています。

 

本社側からは1700万円の違約金の請求もされているようです。

普通に考えたら信じられない金額ですよね。

 

 

今回はオーナーの過労死寸前の現状とは?

本社の規約違反の主張は正当?

それぞれの主張とネットの反応を見ていきましょう。

 

でもこんなニュースが流れるような世の中で、働き方改革なんて本当に進むんでしょうかね?

スポンサーリンク

セブンイレブンオーナーが時短営業とした理由とは?

セブンオーナーの時間短縮を拒否?解約や違約金など問題で過労死も?2

今回の時短営業をしたことで

本社と対立したセブンイレブンは、

大阪府にあるフランチャイズ加盟店でした。

 

こちらの店舗で、人手不足を理由として

2月1日から午前1時〜午前6時の営業を取りやめたとのことです。

 

24時間営業から19時間営業へと時短をしました。

このことに本社は営業時間を戻さないと

契約解除」、さらに応じない場合は

 

違約金1700万円の請求と強制解約

 

を訴えているのです。

 

時短営業を求めているのは、

個人オーナーのフランチャイズ加盟店となります。

 

売上は平均レベルの順調な店舗だったとのことです。

 

しかし人手不足が理由で運営が困難になっていました。

 

つまり運営困難となった個人オーナーと、

本社側との対立というのが今回の問題となります。

 

それでは、

それぞれの訴えの内容を見てみましょう。

セブンイレブンオーナーの訴えと理由とは?

セブンオーナーの時間短縮を拒否?解約や違約金など問題で過労死も?3

今回の時短営業を求めたオーナーは、

2018年の5月に奥さんをガンで亡くしたようです。

 

この奥さんは亡くなる1ヶ月半前まで

働いていたということで、

毎日4時間ほどは店舗業務をしていました。

 

それほど忙しい状況だっということでしょう。

 

毎日働いてくれていた奥さんが亡くなり、

人手不足は深刻になりました。

 

しかも奥さんを亡くした喪失感の中、

このオーナーも働かなければならなかったわけですね。

 

その状態が限界を迎えて、

今回の時短営業の訴えになったということになります。

 

時短でも朝5時〜夕方6時まで働き、

24時間営業だった場合は

16時間働かないと運営できない状況というので驚きです。

 

奥さんを亡くした後の8ヶ月間も、

全休と言える日は数えるほどしかありませんでした。

 

このような経緯があって、

オーナーからの時短営業を求める訴えとなったわけです。

 

しかしこの訴えに対して本社側は真っ向から対立しました。

セブンイレブン本社の見解と訴えとは?

対立した本社としては、

勝手な時短営業は

 

「規約違反」

 

という見解を示しました。

 

24時間営業をすることが規約であり、

それを勝手に変えてしまった

オーナーには元に戻す指示を出したわけです。

 

そしてそれに従わない場合は、

規約に乗っ取り違約金と契約の解除をすると訴えました。

 

個人経営とはいえ、

フランチャイズの場合は

営業時間を個人オーナーが決められるわけではありません。

 

あくまで本社の契約の中で運営しなければならないのです。

 

セブンイレブンでは

原則24時間営業の契約であり、

ビルなどに入っている

サテライト店舗などの特別な理由がない限りは例外はありません

 

今回は通常の店舗形態の

オーナー店舗でしたので、

 

時短営業にする特別な理由はなかった

というのが本社側の見解ということでしょう。

スポンサーリンク

セブンイレブンオーナーが規約違反!本当にそれで良いの?

セブンオーナーの時間短縮を拒否?解約や違約金など問題で過労死も?5

今回のニュースを掘り下げてしまうと、

オーナーへの同情が先行してしまいそうですよね

 

もちろん重要視すべきだとは思いますが、

より多くの他の事例でも参考になるように

客観的に今回のニュースを見てみるべきだと思います。

 

 

まず個人オーナーの

フランチャイズ加盟店は、

今回のように家族経営であることは珍しくありません

 

コンビニなどの小売業では

人手不足は年々と深刻化しています。

 

働き手が来ないこともありますし、

最低賃金の上昇などでコスト面からも

採用しにくい状況なんですね。

 

 

人手不足が慢性化しますので、

家族に頼って運営をするしかない状況になる店舗は多くあります。

 

その家族に何かあれば、

当然ながら人員の補填は出来ずにいずれ限界がくるんです。

 

人員の問題というリスクが常に付いて回るわけですね。

 

ましてや24時間営業の店舗では、

そのリスクや負担があまりに大きいと言えるかもしれません。

 

多くの店舗でこのようなリスクを抱えていることは事実です。

 

間違いなく時短営業をすることは

規約違反ですが、

本当にこのまま規約違反と切ってしまって良いのでしょうか?

セブンイレブン本社との規約とは?

セブンオーナーの時間短縮を拒否?解約や違約金など問題で過労死も?66

結論を言えば、今回の時短営業は規約違反です。

それに対して、

本社が契約解除や違約金を求めることは本来間違いではありません

 

ただ今回の件では、オーナーも

奥さんが亡くなる1ヶ月前から

人手不足になることの相談を本社にしていたそうです。

 

さらに24時間営業を続けるために、

本社が協力する必要もあります

 

なぜなら契約の中に

 

経営上起きた諸問題に対して、本社が問題の解決に助力する

 

という内容があるからです。

 

実際にセブンイレブンのHPにも、

 

予期せぬ事態に対して本社が対応する

 

という文言があります。

 

こうした言葉や契約があるからこそ、

個人オーナーも安心してフランチャイズ加盟店の運営を始められるのも事実なんです。

 

今回のオーナーも、妻の葬儀などの時は

本社スタッフが運営の手助けをしてくれたそうです。

 

オーナーの中には助けをもらえず、

通夜や葬儀の途中で抜けて

泣きながら店舗業務をしに行かなければならなかった方もいました。

 

まだサポートをしてもらえた方なのかもしれません。

 

しかしそのサポートも長く続くわけではなく、

すぐに限界となったわけです。

 

時短営業が規約違反に間違いありませんが

本社側の対応は契約内容に本当に合っていると言えるのでしょうか?

 

予期せぬ事態」や「経営上の諸問題

 

の定義が正しいと思えませんし、

何より過労死ラインの働き方をしている

人間にサポートを入れないこと自体が間違いだと思います。

セブンイレブンオーナーの時短営業は規約違反?本社側にもリスクがある〜まとめ〜

今回のニュースは、

単純に人手不足の深刻さを表面化させたものにも見えました。

 

24時間営業へのこだわりも、

本社側の収益の都合ばかりにも見えてしまいます。

 

そしてそれを支えているのは、

悲鳴をあげながら働くオーナーたち

なのかと思うとなんとも言えないですね。

 

24時間営業は利用者にとってありがたいです。

 

でも、

過労死ラインでまで支える必要はないと思ってしまいますが…

 

今回のニュースと同じようなケースは多くあるはずです。

 

それに対する本社側の対応や

サポート体制には、大きな疑問が残ります。

 

規約違反と単に切ってしまえば、

いずれ本社側にも負のリスクが生じるのではないかと思えるんです。

 

今後も同じようなケースが起き続けたらどうするのでしょう?

 

ましてや働き方改革を盛り上げようとしているタイミングですし。

それぞれの都合、契約や規約など複雑なことは分かります。

 

ただ、人が亡くなってしまうようなことだけは避けて欲しいですよね。

過労死が他人事ではなくなるかもしれませんし、

 

今回も慎重に対応をして欲しいと願います。

スポンサーリンク