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自粛ヤクザとは?その正体と行動の特徴!暴言や営業妨害の被害も!

自粛ヤクザとは?その正体と行動の特徴!暴言や営業妨害の被害も!
今日(2020年5月2日)のYahooのリアルタイム検索で長い時間ランキングに登場していた新たなるパワーワード「自粛ヤクザ」が異常に目を引きます。

連日自粛による不要不急の外出を控えたり、ご自身の仕事にも大きな影響を受けている今の時期は不満やいらだちが募ることはとてもわかります。

そのような自粛ムードの中で一方的な自分の正義を他人にまで押し付ける正義マン」の急増が話題となりました。

そして、その「正義マン」は「自粛警察」という呼称を得て、自分の中の判断で身勝手に裁きを与え始めています。

そしてそのあまりにも理不尽かつ匿名性の高い卑怯な振る舞いは「自粛ヤクザ」と呼ばれ始めています。

今回はそんな「自粛ヤクザ」について記事を書こうと思います。

ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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自粛ヤクザとは?


自粛ヤクザと似たような言葉に、「自粛警察」や「正義マン」と言った表現もされていましたが、理不尽さと過激化する行いは最早、「警察」や「正義」とはかけ離れた存在になっていました。

そこで反社会的な職業の代表格である「ヤクザ」という単語が使われました。

この表現すら筋を通す「ヤクザ」という職業の方には非常に不愉快であろうとは思います。

しかし「警察」や「正義」という誰かの代弁者であり、不正を正すような表現よりかは、ふさわしい表現なのかもしれません。

なので、自粛をしていないからと、厳しい状況で店舗営業をしている方への理不尽過ぎる一方的な押しつけは「自粛ヤクザ」と呼ばれるようになりました。

自粛ヤクザの正体とは?


上記のつぶやきは非常に納得出来る例えなので紹介させてください。

全体的な流れはかなり強引ですが、最後の一行にある「家族や近所からの称賛待ち」と言う部分が「自粛ヤクザの」本質なのではないでしょうか?

仕事の本質も「称賛」を得ることにあると言われています。

どんなにキツイ仕事でも、それまでの苦労も、最後に他人から送ってもらえる「称賛」にこそ自分の中の自己受容を満たせるのです。

そして今現在は家から出ないことが自分だけじゃなくて他人の命を守る「ステイホーム習慣」として大第的に毎日テレビや雑誌に新聞などで大々的に伝えられています。

なので、少しでも営業をして人が集まるところであれば、困窮を極めながら必死に営業をしている人たちの立場を無視して暴言や営業妨害を繰り返しています。

その行動の先に、自分の行いが営業自粛を広めてたくさんの命を守っている!という思い込みと、他人からの称賛を待つような心境なのかもしれません。

自粛ヤクザの行動の特徴とは?


自粛ヤクザとは名称が変わっただけ基本的な行動は自粛警察と同じです。

営業を続けているお店のシャッターに匿名で「まだ営業をやっているのか?」「潰れろ!」などの面と向かっては言えないようなキツイ書き置きをしてゆきます。

正直、この段階で「警察」や「ヤクザ」という職業の人たちに申し訳ない呼び方だと思います。

反撃されない位置から、相手の行動を変えてやろうという魂胆が非常に浅ましいです。

中には名前を名乗らずに嫌がらせの電話で暴言を吐くだけはいて切る人もいるようです。

自粛ヤクザの暴言や営業妨害を受けるお店は?


自粛ヤクザのやり玉として大きくテレビで紹介されたのは娯楽産業や飲食業界です。

ニュースの報道では飲食店駄菓子屋などの地域に根付いた地域活性や、子供集まる場所などに気がついたら張り紙が貼られていたそうです。

張り紙以外にも暴言を送り続ける自粛ヤクザもいます。

一日中営業妨害をするような電話が続く店舗などもあったそうです。

ここまで来ると、自粛の強要をあらゆる手段でされている店舗はただでさえ店舗が潰れてしまう瀬戸際での頑張る気力も失うでしょう。

上記のつぶやきにあるように、不要不急で外出をしないで欲しいという今の風潮の最中に、営業をしているお店を見つけては自らが外出して、弱っているお店に匿名の嫌がらせのビラを貼り付けるのは非常識であり犯罪行為です。

その自覚がまったくないことが自粛ヤクザの本当に恐ろしいところだと思います。

自粛ヤクザのまとめ

自粛ヤクザの行動原理としては、かなり自己中心的な判断による価値観のおしつけです。

そして、今の自粛ムードの中では他の店舗が自粛して臨時休業を選ぶ店舗は本当に素晴らしいですし、流れ続ける経費は人で例えるなら血液と同じで凄まじい痛みに耐えています。

ですが、その流れ続ける血液(経費や人件費や土地やテナント賃料)により、倒れる寸前の店舗は少しでも流れる血液を止めるのために自粛をすべきとは理解していても営業を続けるしかない店舗もあります。

そして、そのような店舗のほとんどは衛生面や来店してくれるお客様の視点に立っち、極限まで来店によるリスクを抑える努力をしています。

それでも以前の営業の売上には遠く及ばないながらも、毎日必死に営業をしている店舗の立場をわずかでも同情出来たなら「自粛ヤクザ」と呼ばれる行動は取らなかったはずです。

 

もしかしたら自粛ヤクザと呼ばれる人たちによる行動が誰かの命を守っている可能性もわずかながらあるかもしれないので、全てを否定はできませんが、自粛を個人で要請するのであれば、せめて直接そのお店に足を運び、現状を聞くところから始めてもらいたいと思います。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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