政府がついに緊急事態宣言を発令すると発表しました。
それに伴い、現金給付のついても発表がありました。
一体いくらでどのように支払われるのでしょうか。
また、飲食店が休業に追い込まれている中、お肉など現物の在庫を抱えている業者は
一体どう対処すればいいのでしょうか。
今回は多くの注目や疑問が残る現金給付のメリットやデメリット。
そして現物給付などのについて記事にまとめました。
ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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現金給付の金額は一体いくらもらえる?
政府が2020年4月7日に発表されている金額は1世帯につき30万円です。
他にもフリーランスの方への上限は100万円を目処にしていることや、仕事ができない状況に追い込まれている方にも金額が設定されています。
ここで気になる点はこの1世帯あたりの金額は妥当なのでしょうか。
日本人の平均収入はおおよそ手取りで29万円です。
この数字だけを見ると丸々1ヶ月分を給付してくれるように見えます。
先日テレビ番組で主婦の方がインタビューを受けていました。
感染拡大の予防に関する影響で学校が休みになり、子どものご飯を3食作るためにパートを休んでいること。
家にいるからおやつを買うことが増えたこと、また家にいても飽きないようにとゲームやおもちゃを購入したこと。
普段の生活だけなら30万円はありがたい数字です。
ですが、このように思いがけない出費があった家庭に対してこの金額では足りない可能性も出てきます。
そして現金給付は調べると生活が困窮していると伝えても、そう簡単に受給できるとは思えないほど複雑な条件に合致しないと受け取ることは出来ません。
この点を失念して30万円の給付金を支給してもらえると思うとがっかりしてしまう結果になりかねませんので注意してください。
⇒緊急事態宣言でパチンコ店の自粛の影響は?なぜ特に強く休止を要請?
⇒緊急事態宣言なぜ出さない?政府や安倍首相が発令出来ない理由とは!
⇒住民税非課税世帯とは?給付金30万円をもらう条件が厳しすぎる!
現金給付のメリットとデメリットは?
まず最初に現金給付を受けられるメリットから考えてみます。
現金給付のメリットはもらえたら生活費の足しになるために非常に助かることです。
もう給付金のメリットは突き詰めればこの一点に集約されます。
これから1か月ほど自宅で自粛する生活を余儀なくされていきます。
そして、本来入ってくるはずだった収入の目処が立ちません。
そんな窮地に日本人の平均収入と言われている29万円相当である30万円というお金を給付してもらえたら安心して外出を控えて過ごすことが出来ます。
これこそが最高のメリットになります。
目先の安心感があってこそ自粛要請にもある程度の政府への信頼を持ってやっていけるのです。
現金給付のデメリットは?
1世帯ずつどれぐらいの出費があってどれぐらいの給付が欲しいかなど聞き回っていたら政府が給付するまでに時間がかかり過ぎます。
とにかくスピード感が欲しい!生活に困窮している人であればあるほど思うハズです。
そして、給付金を受け取るためには原則自己申告制です。
なので書類の提出、明細や職業によっては通帳のコピーなどを持って役所に行かなければいけません。
現金給付を受けるためにも密集した場所へいかなくてはならないデメリットもあります。
感染が広がる恐れは一体どのようにして防ぐのか?
この点もしっかり考えないといけません。
人の密集した区役所に給付を受けたい意思を伝えにいくこも1つのハードルになるかもしれませんね。
一番現実的な現金給付のデメリット
「いいかい、のび太くん。政府が30万払うって言っても、みんなが30万もらえるほど日本は甘くないんだ。30万貰うには細かい条件とややこしい手続きがあるに違いない。そうやってもらえる人を絞っていくんだよ。」#現金給付 #1世帯30万 pic.twitter.com/jX3BmXq7Q1
— たーちゃん #Social Distancing 2.0 5GG (@Duffy_taka) April 3, 2020
国民の大半は半年後などではなく、今すぐにお金を受け取りたい方が多いのが実状です。
そのため役所には深刻な悩みを持つ人が我先にと危機感を募らせて集まる可能性は高いのです。
しかし、そこまでしても給付を受けることが出来ない可能性も十分にあります。
今回の現金給付に関する条件は冷静に読むとかなり狭き門のように感じてしまう方も多いんじゃないでしょうか?
政府は大胆で迅速な対応とメディアでは言っていたので期待感を持って調べましたが、上記のつぶやきのとおり30万円もらうには細かい条件や複雑な手続きがあります。
その条件はかなり人を絞っていますので給付条件に合致する人は極めて少ないハズです。
この部分こそが一番の現金給付のデメリットになっています。
これなら、消費税を限定的にでもゼロにしてもらえたほうが心理的な安心感があったように思えます。
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政府の支援を強く希望する人達
支援政策をより迅速にしてもらいたいという国民の願いを政府はしっかりと応えることができるのでしょうか?
さらに、この受け取るまでに時間がかかると困るのがフリーランスや個人事業主です。
近々の支払いができずに困っている事業主も多いと思われます。
もはやこれ以上事業をやる資金もなく、借りれるところから資金を借りても廃業に追い込まれる店舗はどんどん増えていきます。
元々安定していないので貯金をしていたとしてもいつ底を尽きるか?
いつ仕事が通常通りできるか分からない中で不安を抱えていることでしょう。
お金を貸します。
と言われても立て直すことができなればどうやって返済をしていくのでしょうか。
緊急事態宣言を出すのに時間がかかったのはこのような経済的な問題が大きいと思います。
しかしながら、命がないと働くこともできません。
感染病へのリスクと経済的に困窮が極まって生活が破綻してしまうという、どちらに転んでも辛い我慢勝負になってしまうかもしれません。
受け取るまでに時間と労力を費やすというデメリットが目立ちますがフリーランスや個人事業主にとっては書類をきっちりと提出したら1ヶ月分どうにか補填できる可能性もあります。。
もしも条件に合致している可能性があれば前向きに捉えていきましょう。
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現物支給はどうなのか?
本来はレストランや飲食店に卸すはずだった食材が残ってしまい、在庫を抱えてしまっている業者さんもたくさんいます。
先日見たニュースでは築地でも大トロや高級魚などがお客さんの激減により売れ残りの心配のためかなり例年よりも安く購入できるようです。
他の飲食店でもお肉を職員に提供して廃墟を減らすところもあります。
食べ物は賞味期限や消費期限があるためずっと在庫を抱えていることはできません。
腐っていくのです。
廃棄しないといけなくなります。
その費用も全て業者が被ってしまうのです。
牧場の牛の成長も止めれません。
そしてエサ代は変わらずかかります。
何週目の牛のお肉が1番美味しいけど、出荷先がないから対処をどうするか悩んでいるとテレビで語っている牧場主の方がいました。
この在庫こそ政府が買い取りをして介護施設や学童施設、ずっと頑張ってくれている医療関係の方々に栄養あるものを食べてもらうべきではないでしょうか。
少しでも有効利用をしてもらることを願わずにはいられません。
現物支給をうまく利用してもらえたら
お弁当、食事を作るとなると人手がいります。
仕事ができます。
賃金が発生します。
経済とはそのように少しずつ回していけばいいのではないでしょうか。
プレゼントや格安で売ってばかりいたら業者の売り上げは伸びず会社の存続を危ぶまれると言うデメリットが目立たせないためにも政府には動いて欲しいです。
もちろん現金支給もすぐに動いて欲しいですが、まずはこのような在庫を抱えている業者と政府がやり取りをすることも検討するべきです。
その方が少数なので密集することなく、また各知事に動いてもらうことで回すことができるのではないでしょか。
お子様のご飯が支給されればお母さんの負担が減り、ゆとりが生まれます。
この点から考えると現物支給も真剣に考える価値のあるテーマになるはずです。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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