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パチンコ屋が営業停止から再開する理由は?迷惑や不公平の裏側も!

パチンコ屋が営業停止から再開する理由は?迷惑や不公平の裏側も!
自粛ムードの中でも日々話題に上がるパチンコ屋さん。

4月8日から大手のパチンコチェーン店をはじめ、小型の店舗まで営業を自粛という形で停止していました。

 

先日のニュースでは都内では7割近くのパチンコ店が営業自粛しているそうです。

受け止め方によってはパチンコ店って3割も営業しているの!?という反応もありますが。

そんな流れの中、今週の4月20日をさかいに営業を再開している店舗が増えています。

 

今まで自粛していた大型店舗ですら5月6日までの自粛要請期間を破って営業を再開しているのは少々驚かされました。

 

なぜ後少しの我慢ができなかったのか?

その理由や、営業を再開するリスクを上回る事情があったのかを今回は記事にしました。

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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パチンコ屋が営業停止状態から一転して開業に!?

毎日お茶の間のニュースでも自粛要請の筆頭として挙げられるパチンコ屋さん。

理由としては不要不急を読んで字のごとく、今は必要性も無いですし、急いでいく必要も無い場所だからです。

さらに感染拡大リスクに関わるという点で、営業している店舗とお客さんに対しても非難の的として集まっています。

それを自覚されているのか、企業イメージを真剣に受け止めているのか最大手と呼ばれるパチンコ店は緊急事態宣言が発令された翌日の4月8日から営業を自粛しています。

僕の近所のパチンコ店は1日様子を見て4月9日には休業していました。

 

都心部でも大手パチンコ店が自粛している中でも空調や消毒などを強調しつつも営業していたお店がありましたが、4月11日からの土日をきっかけに当面の間休業となりました。

Googleマイビジネスでその店舗を調べると、このご時世で営業することへの非難と最低の評価の星1つがポツポツついていました。

Twitterではそれ以上に叩かれていましたし、今現在に営業をすることによるイメージの損失は計り知れないレベルにまで来ているなと実感しました。

 

そんな経緯の中で、今週から自粛を解き放ち批判を受けようとも営業再開しているお店を目にするように感じている人も居るはずです。

それはなにかきっかけがあったのでしょうか?

パチンコ店が営業を再開した理由は新台入れ替え


パチンコ業界は年々お客様離れが加速度的に進んでいます

イメージ的にも物騒で客層が悪くてタバコの匂いや騒音がきついギラついたイメージを持たれている業界だと思います。

僕はパチンコ店で働いていたのですが、正直コンビニエンスストアのバイトよりも時給が高い上に時間がたつの早かったしバイト仲間とも親しく慣れたので良い思い出があります。

なのでパチンコ業界を擁護したい気持ちがあるので自粛要請は受け止めてもらいたいです。

 

ですが、働いていたからこそわかるのはパチンコ店の営業にかかる経費の高さです。

人件費水道光熱費駅前のバカ高いテナント料もさることながら、新台入れ替えのに伴うパチンコ一台の値段の高さが問題です。

 

パチンコに興味の無い人には想像しにくいとは思いますが、一台約50万円です。

さらに、今回の4月20日に導入された上記のTwitterでも紹介されている超有名な新台の値段は中古相場でも、678,653円もします。

新品価格529,000円ですが、この価格は大手がその販売メーカーとの長い関係性があってのことです。

小さいパチンコ店では購入することも出来ませんし、頑張っても中古の70万円近くの台を買わないといけません。

 

今、日本中で最も叩かれたであろうパチンコ屋さんは、その529,000円の台を50台も導入していたそうです。

単純計算で約26,450,000円になりますね。

おそらく税抜だと思いますし、人気台を購入するためには抱き合わせ的に他の台も大量に仕入れるなど諸々の厳しい条件があったはずです。

更に新台の人気には鮮度があり、時間が立つにつれて価値は下がっていきます。

なので、今話題に上がっている批判の的になっている店舗も必死だったのでしょう。

パチンコ店が営業を自粛するために


この点もなかなか切り出しづらい問題点です。

パチンコ店は上記でもご説明させていただいたとおり、業界全体が他の職業に比べるとイメージが良くありません。

なので、仮に補償についても手厚くすれば批判の的になる業界でもあります。

先日も休業したパチンコ店への補償については、かなりの批判の声が書き込まれていましたし、自粛して補償に頼れば叩かれ、営業再開すればより叩かれる業界です。

 

個人的には今年の4月から受動喫煙防止条例によって、以前からあったタバコ臭いという最悪な環境の改善があり、ちょっぴりイメージの改善になって良いんじゃないかなぁと思っていました。

しかし、感染リスクなどの突発的でいまだに例の無い非常事態ではどんな手を売っても駄目なのかもしれませんね。

パチンコ屋が営業再開することが迷惑な理由


一番の懸念は感染拡大の原因になると思われるからですね。

最初は営業するパチンコ屋さんに対する非難がほとんどでしたが、最近の動向をSNSで調べていると、パチンコ店に行くお客にも批判の対象が向いています。

自粛ムードの中にも関わらず、自分の娯楽を大切にしたい身勝手な人という印象もふくらんでいます。

それは事実ではあるけれど、あまりにも批判の声を上げすぎると他の業界にも飛び火してしまいそうなのが本当に怖いです。

 

情報の受け取り方によりますが、パチンコが好きな人にとっての危機感と、パチンコ業界そのものが無くなって欲しい・もしくは興味無い人の危機感の持ち方は全く違います。

その事によって今後トラブルも増えるのではないでしょうか?

流行り病の感染リスクについては、僕は専門化の立場ではないため危機感をもってもらためのデータも提示できませんし、大丈夫だと楽観的にお伝えすることも出来ません。

ですが、必要以上にものごとを批判し過ぎて他の娯楽産業や、関係の無い業界にまで批判が集まらないでいただきたいと思います。

パチンコ店に関するSNS上の批判の真偽


僕の立場としてはパチンコ業界を好意的に見ているため、全てのパチンコ店が営業を自粛して業界のイメージを損ねないで欲しいと考えています。

ですが、都内でもいまだに3割は営業をしているため上記のようなステレオタイプな批判も多く見られます。

 

上記の意見は一昔前までは事実だったと思います。

しかし、今では店内では一部のスペースでしかタバコは吸えないですし、台を殴って咳き込むような人がゴロゴロしていた時代ではないです。

店舗によっては遊技台を一台事に電源を切って社会的距離をお店から作っていますし、店員さんの巡回によって非接触式の体温計でお客様の体温を測るほどに神経質です。

正直、そこまでされたら僕は娯楽として楽しめないかなぁと思いますが、徹底しているお店は徹底しています。

なので、SNSでの書き込みの中にはパチンコ店の現状とは別の批判的なイメージを直接書き込まれた内容も多く見受けられます。

それを見たパチンコにあまり興味の無い人まで嫌悪感を持ってしまう内容が増えていると感じています。

パチンコ屋の営業再開を見て感じる不公平感


上記のご意見はすごく共感してしまう内容でした。

僕も1日も早くパチンコ店だけじゃなくて漫画喫茶やカラオケにボーリング。

そして日頃のうっぷんを時々晴らせるバッティングセンターや競馬場のB級グルメを味わったりマスクをせずにジョギングもしたいです。

だからこそ好きなパチンコ店が営業をしていると「足並みを揃えて欲しいなぁ」と思うこともあります。

 

パチンコ屋さんの立場で考えたら、支払わなければいけない取引先や払わなくては行けない従業員のお給料。

そして臨時休業をしたらお店が倒産してしまう実状なども考慮すると営業をして猛バッシングを受けることを理解していながら営業してしまうお店には同情もあります。

ですが、その営業している店舗を見て思う率直な気持ちは不公平さを感じてしまうのも事実です。

あのお店はちゃんと休んでいるのに、こっちだけ営業している。

地元のパチンコが大好きな人や、現状の不安から逃れるための癒やしを求めている人が行き着く場として機能していることもわかるのですが、もう少し自粛も頑張って欲しいです。

 

パチンコ業界もいずれ無くなるだろうとは思っていますが、今年の自粛ムードの問題などによってその動きは加速されることは間違いないです。

であれば、パチンコ店に対する嫌悪感を持つ人が放おっおいても問題ないと思います。

 

無闇やたらにバッシングすることによって他の娯楽産業にも悪影響が出ないように、そして自粛している店舗には少し暖かい目を向けていただけたら幸いです。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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