こあらの散歩道
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プロンプターって何?安倍総理が会見で使用してトレンド入りした理由!


『画像引用:毎日新聞

プロンプターって何?

Yahooのリアルタイムを調べていたら、数々の話題の言葉を押しのけてランキング上位に食い込んだ「プロンプター」。

このプロンプターというキーワードを見て一体どんなモノなのだろう?と疑問に思った人もいると思います。

プロンプターとは一言でいうと、電子カンペです。

グーグル検索で調べるとすぐに

演技中の俳優にかげでせりふを教える役。後見。

プロンプターの意味もでてきます。

しかし、このプロンプターはなぜいきなりこれほどの知名度を持ったのでしょうか?

その経緯を今回は記事にまとめました。

ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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プロンプターって何?

プロンプターってそもそもどんなものなのか?

電子カンペと呼ばれるプロンプターはどのような姿でどんな機能なのかをお伝えします。

上記で紹介している動画で、プロンプターの役割がわかりやすいと思います。

1分15秒ほどの動画ですが、通信制限やパケットの消費を抑えるという意味で文章でもお伝えさせてください。

プロンプターとは講演者をサポートする最高のパートナーという位置づけで販売されています。

プロンプターを使うメリットは質の高いスピーチを聴衆に届けることができます。

そのため非常に有用なITツールです。

政治家セミナー講師など大勢の聴衆の前で講演をする時に、紙製のカンペを読みながらだとどうしても発する言葉に説得力が欠けます。

カンペの内容の音読であれば、最初からその内容をレジュメとして配るなりすれば済むのではないかと思われてしまいます。

しかし、講演者がその場に参加している聴衆一人ひとりの顔を見て、目が会うように話してくれれば臨場感が全く違いますし、聴衆の満足感も高くなります。

そのためのサポートツールとしてプロンプターは大きな役割を果たすわけです。

プロンプターが安倍総理の会見でトレンド入りした理由


今回プロンプターが脚光を浴びたのは安倍総理緊急事態宣言の延長をする際のスピーチによって有名になりました。

ただ、プロンプターが知名度を上げてしまった理由は安倍総理の読み間違いによるものでした。

本来ならプロンプターに表示されている内容どおりに読めば、プロンプターの役割も果たされて、話題にならなかったのです。

しかし電子カンペを見ているにもかかわらず読み間違いをしてしまった安倍総理の不注意が問題視されました。

上記のつぶやきにもあるように今月から政府より支給される給付金の時期について、本来ならば「8日」のところを「8月」と読み上げてしまったことが視聴者からやり玉に上げられる結果になったわけです。

本来ならゴールデンウィークで安倍総理も休暇を取る時期であったところ、休みも全くなく公務に務めて心身ともに疲労が蓄積されていたのでしょう。

しかし、国民は激務に勤しむ総理と変わらぬほど疲弊していたり、余裕がない状況で政府からの給付金について固唾を呑んで視聴しているため、露骨な読み間違えにも過敏に反応します。

普段なら許せる読み間違いも、今は去年のように笑って許せるような余裕がなかったのかもしれません。

形はどうあれ、国民の反感を買う理由としては電子カンペであるプロンプターに書いてあることすら満足に読めないのか!?

本気で困っている国民に寄り添う気持ちが無いから読み間違えをしたのではないのか!?という声にならない怒りがSNSにたくさん投稿された経緯があります。

プロンプターがトレンド入りした理由のまとめ


プロンプターがトレンド入りした理由はあまり良い理由ではありませんでした。

しかし、プロンプターという講演をする人にとって最高のサポートツールがありながら、聴衆に言葉が届かなかった時のリスクは非常に勉強になる話題だったと思います。

これもひとえにプロンプターの性能の高さのあらわれとも言えるでしょう。

そして、自粛要請によって生活が激変し、経済的な困窮を極めている人たちにとっては安倍総理の昨日(2020年5月4日)のスピーチは本気で聞く姿勢があったゆえに起こった問題でもありました。

以前からプロンプターは総理の会見や大手企業のPRなどでも活躍してきた縁の下の力持ちでした。

しかし、その能力を過信して本来のスピーチへの集中力を切らしてしまった時は思わぬ反応を聴衆から得てしまうのだなと感じました。

今回の記事も最後まで読んでくださってほんとうにありがとうございました。

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