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フェミ警察とは?炎上や謝罪に追い込む言葉狩りは本当に女性の味方?

フェミ警察とは?炎上や謝罪に追い込む言葉狩りは本当に女性の味方?
フェミ警察という言葉を見聞きする機会が最近増えてきたように感じます。

今流行の◯◯警察という言葉狩りというか、一部の人の女性軽視に対する過敏すぎる反応によって「そんなことで炎上するの!?」と思えるようなこともチラホラ見かけます。

女性に対してはたいていの男性はできることなら真摯に接したいと思ってはいます。

ですが、男性と女性とでは発言によっては受け止め方が違うこともありますし、もっと言えば、男女に限らず人によって言葉の受け止め方はけっこう違うことも多いハズです。

事実は1つでも解釈は無数あるように、1つの発言に対して軽く聞き流せるような内容と思いきや過剰な反応を引き出してしまうこともあることは分かってはいます。

しかしながらフェミ警察の受け止め方は凄まじいものがあります。

今回はそんなフェミ警察という新しいキーワードと、フェミ警察による炎上や謝罪に追い込まれた例とその背景を分析したいと思います。

ぜひ、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

フェミ警察とは?


フェミ警察とは、まだ生まれたての言葉なので広辞苑に載っているわけではありません。

しかし、その意味としては

フェミニスト+警察

というニュアンスの造語かと思われます。

そもそもフェミニストとはどういう意味あいで受け止めるものでしょうか?

電子辞書には、女権拡張論者女性解放思想という堅苦しい表現が並んでいますが、本来のフェミニストってそんな意味なのかな?と疑問に思います。

僕が探した解釈の中で最も良いなと思った表現を引用させていただくと、

性別や人種や物事に対する姿勢だけをベースにして人と接することがない人を「フェミニスト」と呼ぶのです

という視点がありました。

女性は男性よりもデリケートは印象はあります。

しかしそのような印象だけにこだわった接し方をする人が本当にフェミニストなのでしょうか?

そして女性の権利や接し方に対して油断した発言を警察のように摘発するフェミ警察の意義って女性のためになるのでしょうか?

そんな疑問に答えてくれたのが上記で紹介したTwitterのつぶやきでした。

正直、一部の神経が研ぎ澄まされて過敏に反応する女性のイメージが強くなりすぎたら男性としては女性とは正直距離を置きたくなります。

そんな溝を広げない意見があるとすごくホッとします。

男性だって、女性にかるくいじられたからって騒ぎ立てる人がいたら、あなたの行動が他の男を神経質な連中って思わせるんだよ!

騒がないでよ!滅多に女にいじってもらえる機会なんてないのに!とけっこう切実です。

男性の中には女性に声をかけてもらうだけでもちょっぴり嬉しい人もいます。

フェミ警察による炎上や謝罪へ追い込まれる芸能人


最近のフェミ警察による摘発の戦果は目覚ましいものがあります。

岡村隆史さんという大物を女性に対する失言を皮切りに検挙しました。

その勢いに乗って、今度は有野晋哉さんもショコタンこと中川翔子さんへのTwitterでのバースデーメッセージをやり玉に無事御用となりました。

ちなみに検挙された原因は、有野晋哉さんが35歳の誕生日を迎えた中川翔子さんにTwitterで「しょこおばたん」「婚期」というフレーズを使ってしまったことにあります。

これに対して中川翔子さんが不快な反応を示したのであれば、有野晋哉さんに明らかに非がありますが、二人の間の友好関係などを一切無視して、蚊帳の外にいるはずのフェミ警察は出てもいない出動要請に反応しました。

「親しき中にも礼儀あり」という言葉や、中川翔子さんへの擁護と有野晋哉さんへのバッシングが加熱しました。

僕は客観的にみて、この全く関係ない人達(フェミ警察)が騒ぐことで帰って中川翔子さんが非常に気まずい思いをされているなぁという印象を受けました。

ちなみに僕は有野晋哉さんよりもショコタン(中川翔子)の方が好きです。

多岐に渡る才能や35歳を迎えても愛くるしい容姿を上回るほどに、今までの芸能活動から表現されている人間性が魅力的だからです。

中川翔子さんの人間性で友人である有野晋哉さんの軽いいじりに過敏に反応するとは思えませんでした。

案の定炎上した有野晋哉さんへのフォローをしていたようです。

これは中川翔子さんからしてみたら、縁もゆかりもないパット出の味方が、付き合いの長い友人のいじりを拡大解釈して大騒ぎされたようなものです。

正直、迷惑だったろうなという印象を受けてしまいました。

フェミ警察の言葉狩りは本当に女性の味方なの?


フェミ警察の働きぶりは今年に入ってさらに勢いを増しています。

恐らく自粛要請などで鬱屈した苛立ちや、なにかを表現したいという思いもあるのかもしれません。

今後も男性芸能人の失言に対して春の交通安全週間の白バイの如く目を光らせるでしょう。

ですが、フェミ警察って本当に女性の味方なのでしょうか?

女性への真の配慮が足りない僕から見たらまるで女性の立場を悪くさせているようにも思えるほど過激な行動に見える時があります。

先日の岡村さんの失言はあまりにも有名ですが、騒ぎ立てたフェミ警察の裏側では岡村さんが注目した風俗業界で働く女性の中には必要以上に騒がないでほしいと思った人も多かったようです。

女性の立場や権利を守る!

女性軽視の発言は許さん!

という雄々しき女性の言い分も、ごもっともだとは思います。

しかし、必要以上に同性を守っているという自惚れに近いスタンスは正直気持ちわるいなぁと感じてしまいます。(言い過ぎ)

あまりにもフェミ警察の活動が活発になると今はマイナーな表現ですが「ミソジニー」という言葉も流行ってしまうかもしれませんね。

ミソジニーとは女性嫌悪というニュアンスの言葉ですが、常に言葉を選ばせることを強要するフェミ警察自体が魅力的な女性の立場すら脅かす可能性を感じています。

フェミ警察のまとめ


フェミ警察をはじめとした、自粛警察や自粛ポリスなど、◯◯警察や◯◯ポリスという言葉が異常に増えつつある昨今です。

正直、とてもささいなことで苛ついている人が多いなと肌感覚で感じています。

ある程度の秩序を守るために◯◯警察となって友人や知人の盾になるというのであれば、すごくカッコいいのですが、そういう人は目立たないものです。

結局◯◯警察というフレーズが知名度をあげるということは、その活動が過激になりメディアの目にも止まることが原因ではないでしょうか?

僕は幸い職場には人格的な魅了を持つ女性が多いのでフェミ警察から摘発を受けたことはありません。

男性であれ、女性であれ他罰的な行動理念を持つ人はどこかしら付き合いづらいです。

岡村さんの失言で話題になった業界で働く人は、僕から見たら個人事業主のような補償も無くリスクのある職業で働く人です。

有野晋哉さんのいじりに対して気さくに返す中川翔子さんは相変わらず魅力的です。

フェミ警察の活動って守るべき対象を本当に守っているのか?

もしかしたら他罰的な自己満足でしかないのか?

そんな視点を持っていたらフェミ警察なんで存在しないのかもしれませんね。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。