大手百貨店に行くのがすごく楽しみにしていた子供時代が誰にでもあるとは思います。
少し日常とは離れた高級感や、高い接遇スキルを持つ店員さんとのやり取りを好む人も多いハズです。
僕も百貨店の独特の雰囲気や商品のレイアウトや接客などから学ばせてもらうことも多いので時々足を運んでいます。
ですが、今年から猛威を振るうコロナウィルスの影響がその百貨店の経営に大打撃を与えています。
もっとストレートに表現すると、大手百貨店がコロナウィルスの影響による売上が激減しているんです。
今回はなぜ大手百貨店がこのような苦境に立たされてしまったのかについてお伝えさせていただきます。
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大手百貨店のコロナの影響とは?
これは風が吹けば桶屋が儲かるのような遠くの影響ではなく、肌感覚でも伝わる部分もあるかと思います。
最近はテレビのニュースやネットの速報でも新型のコロナウィルスによる影響で人の集まるところへの自粛の傾向が強まっています。
そのため有名な百貨店の一部は営業を休止したり、時間を短縮しての営業という流れになっているケースが多いです。
個人的には手洗いとうがいの徹底で防げる部分も多く、マスクに関しても予防というよりも移さないための配慮なので気にしすぎではないかとも思います。
ただ、政府からの各方面への自粛要請もあり、ウィルスの感染よりも情報によるインフォデミックという情報による感染の方が怖いくらいです。
そして、その情報が雪だるま式に膨れ上がり百貨店の売上にも大打撃を与えています。
もともと百貨店の売上は年々下降している上に、売上の大部分を締めていた訪日客の爆買も以前ほどでないなどマイナス要素はありました。
ですが、新型コロナウィルスは世界的なニュースでも取り上げられるほど情報の感染が強く訪日客の購入金額の問題以前に来てくれないという状況にまでなっています。
その結果として百貨店の売上の柱の1つである免税売上が前年日和も激減しました。
数字で見ると松屋銀座店などは免税店の売上は7割減で、高島屋も同じく7割減となっているそうです。
百貨店を応援している人にとっては不安材料ばかりですね。
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百貨店の今後の動向は?
百貨店の売上高は右肩下がりになっていることはお伝えしたとおりです。
良質な非日常空間を体験出来る場所がこの先どうなるのか?気になるとことではないでしょうか?
百貨店業界は仕入れの携帯によって粗利率が大きく変わってきます。
仕入れの形式は色々ありますが、有名どころだと下記の3つを知っておくと百貨店に少し詳しい人と思われます^^
・委託買取であれば、返品や交換ができます。
・売上仕入れなら仕入れ段階では支払い先への支払いは発生しないので、売れた商品のみの代金を支払う形態ですね。
・完全買取は基本的に仕入先に落ち度が無い限り返品することが出来ないので、確実に売れるモノ。在庫に残らないと思える商品の取引です。
更に今後は特定の商品に専門化するという戦略やオムニチャンネル戦略などのウェブ事業に舵を取っていくようですが、このコロナウィルスへの大作は予期せぬダメージであることは間違いありません。
お客様が減っているのに、従業員は出社するために人件費を始め色々なコストがかかるため時短営業から店休日に移る百貨店も増えるかと思います。
更に百貨店の裏側で働く人にも影響が出てくるのも間違いありません。
僕の知人は百貨店の内装や配管等の仕事をしてますが、材料が中国から届かないとか、具体的にはトイレは改修出来るけれど、高級店特有のウォシュレットが国内に届かずに困っているそうです。
今後も具体的な改善策があれば記事にして行きたいと思いますが、少しずつ百貨店の賑わいが戻って欲しいです。
大手百貨店のコロナの影響とお客の激減の理由は?今後の業界の動きのまとめ
ただでさえ、大手百貨店に迫る窮地にさらなる追い打ちとなる今回の新型コロナウィルスです。
感染した時のダメージ以上に感染力の恐怖を痛感する人も多いと思います。
もしも感染現場として、自分の経営する百貨店が舞台になったらニュースでは報道されるし、最善を尽くしても防げないにも関わらず信用問題も揺らぐコロナウィルス。
いつもやっているハズの百貨店がやっていない寂しさもお客様の立場で考えると共感できる人も多いと思います。
でも、その何倍も神経を尖らせているのが今の百貨店を経営している人や現場で働いている人です。
マスク問題やティッシュペーパーや生理用品も今日近所のドラッグストアを見ると、ほとんど売り切れていたり、あっても個数制限がありました。
正直、百貨店だけじゃなく近所の日用品を販売しているお店もダメージを受けているのが現状です。
だからこそ、都市部にある百貨店がいつもの日常として営業していると嬉しさや頼もしさを感じてしまいます。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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