DL違法化がスクショに適用?拡大方針はいつから?専門家の意見は?
スクショや画像のダウンロードまで違法なんて、あんまりだ

そう思っている人は数多くいるハズだ。

 

最近、文化庁マンガの海賊版サイト

取り締まり強化をキッカケにして、

ほとんどすべてのネット情報、

 

スクリーンショット(スクショ)、

画像、雑誌、小説、論文などの

 

ダウンロードを違法化

 

する取り組みを始めた。

 

これまで音楽と動画に限ってきた

DL違法化を思いっきり拡大させたいというワケだ。

 

 

スクショや画像のDLは、

もはや日本人の日常生活や

経済活動の一部と言える。

 

なので、

多くの人がこれに怒るのも当たり前だ。

 

だがほぼ間違いなく、

それほど大きな問題にはならないだろう

 

 

第一に法制化のハードルがかなり高く

仮に国会で通っても、

抜け穴だらけの、いわゆるザル法になる

可能性が高いからだ。

 

つまり、名目上は違法でありながら、

実質的には許されるような形になるだろう。

 

それは、すでに施行されている

音楽と動画のDL違法化に関する

この数年の経緯を見ても分かる。

 

 

これまで通り、スマホで友達同士、

楽しくスクショし合いたい方。

 

画像をDLしながら、

普通にネットで楽しみたい方。

 

ネット上のビジネスで

情報素材として気軽にDLや

スクショをしたい方。

 

そういった方々の不安を少しでも和らげるよう書き進めてゆきたい。

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通信の秘密という最強のトリデ 

DL違法化がスクショに適用?拡大方針はいつから?専門家の意見は?2

文化庁DL違法化の波はそもそも、

マンガ出版業界が起こしたものだ。

 

海賊版サイトでマンガが

無料配信され莫大な利益を失っているため、

業界は立ち上がった。

 

 

今回の画像やスクショDLの違法化

そこから来ている。

 

 

現行法ではマンガ一作ごとの

ダウンロードしか取り締まれないため、

海賊版サイトでは部分的なDLが横行しているらしい。

 

 

そこでそれも違法化すべきだとの

声があがり、その規制の手が

画像やスクショにまで伸びたのだ。

 

つまりはマンガ規制のどさくさに紛れて

とんでもない取り締まりを始めたと言える。

 

 

これは現政権らしい流れでもある。

 

安倍政権は秘密保護法などで

政府の不透明な自由を押し広げる一方、

国民に対しては個人の自由をどんどん奪おうとしている

 

文化庁のDL規制の強化も

その一環と見れるだろう。

 

だが、そこには憲法が保障する

通信の秘密】が大きく立ちはだかる。

 

通信とは国民が情報にアクセスしたり、

国民同士で情報のやり取りを

したりすることを指す。

 

その人がテロリストででもない限り

国がそこに入ってくることは、

民主国家では絶対に許されないことだ。

 

 

例えば、北朝鮮では

家族の話の中でキム体制批判が出ても

逮捕されることがある。

 

身内の誰かが裏切って

当局に密告することがあるからだ。

 

通信の秘密が奪われた先にあるのは、

まさにそういう地獄絵図だ。

 

 

文化庁は当初、

マンガの海賊版規制のために

対象サイトにアクセスすることを阻む

 

「サイトブロッキング」

 

を検討していたが、すぐに撤回した。

 

それも個人の通信を国家が

監視することにつながるからだ。

 

専門家や識者のほとんどは、

今回の画像のDL違法化には反対している。

 

その最たる根拠もまた、

それが国民の人権を奪い、

幸福や利益の追求を阻むものになるためだ。

 

なので、日本が民主国家である限り

大半のダウンロード規制法が

実効性を持つことはないと言える。

音楽、動画ダウンロードでも摘発が難しいワケ

DL違法化がスクショに適用?拡大方針はいつから?専門家の意見は?1
音楽や動画ダウンロードの法規制

もう5年以上続けられている。

 

だが、

今もってその逮捕者は限りなくゼロに近い。

 

著作物の違法アップロードや盗撮、

掲示板への違法な書き込みなどの

明らかな罪の余罪として

違法ダウンロードが摘発されたことは何件かある。

 

だが、違法DL単独でのケースはほぼない。

特に音楽では聞いたことがない。

 

音楽と動画の違法DLだけで

摘発されない理由は主に3つ。

①DLした者に違法サイトの認識がなければ摘発できないため。

 

②著作権側が訴えなければ罪を問えない親告罪のため。

 

③DLした人たちを調査することが難しいため。

そもそも、ダウンロードする側にとって、

その音楽や動画が

合法的にアップされたものかどうか判断することはほぼ不可能だ。

 

ユーチューブでも合法、

違法分かれる動画が

次々とアップされている。

 

つまり、ほとんどの場合、

DLする側がこの動画は違法だと

認識することさえ出来ないのだ。

 

なので違法認識の摘発には

根本的にムリがある。

 

 

著作権側が訴えるのもまた非現実的だ。

 

最近は探偵でも個人の通信を

調査できるらしいが

グレーゾーン行為だけに

費用は恐ろしく高い

 

さらにアニメなどの人気動画の場合

DL者数は1万人単位に上るだろう。

 

その一部だけでも摘発して

見せしめにしようと思う

ソフト・メーカーもいるかも知れない。

 

だが、そのためには通信の秘密を侵すことで

国民を敵に回さねばならず、

企業イメージは一気に落ちるだろう。

 

このように音楽や動画でさえも、

個人的なDLだけで摘発するのは相当に難しいのだ。

 

 

一方、児童ポルノの

ダウンロードにおいては、

動画の単純所持で

逮捕された人は年々増えている。

 

2016年は年間56件、

2017年は大手販売サイトが

摘発されたことから

200件以上になっている。

 

有名なマンガ家も逮捕されたことから、

記憶にある人もいるだろう。

 

だが、そもそも児童ポルノ自体、

違法性が極めて高いものだ。

 

さらにこの販売サイトは7000人以上の

顧客を抱えた億単位のビジネスをする闇会社だった。

 

つまり、そこに有料会員登録するだけで

違法行為が成立するような状況だったのだ。

 

なので児童ポルノの摘発でさえ、

違法ダウンロード自体がメインの罪ではないと言える。

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ビジネス絡みのダウンロードでも大半はOK

DL違法化がスクショに適用?拡大方針はいつから?専門家の意見は?4
アフィリエイトWEBライティングなどで

ネットビジネスをする人にとって、

オンラインの画像や

スクショのダウンロード、

アップロードは営業活動の1つと言える。

 

管理者なら関連画像を上げて

閲覧数を増やしたいし、

 

ライターなら関連記事をスクショして

参考資料にしたいものだ。

 

普通に見れば、

利益を得ている彼らにはDL違法化が

適用されるべきだとなるだろう。

 

だが、ネットビジネスの場合でも

ほとんど無視できる問題だと言える。

 

WEB上の記事やコンテンツの大半は、

一番にその記事の発信内容、

情報価値そのものを売りにしているからだ。

 

画像やスクショも売り上げに

役立っている場合もあるが、

メインではない。

 

ただ、もちろん違法性が認められるケースもある。

①ほぼDLした画像やスクショの力だけで莫大な閲覧数を取っている場合

 

②記事に社会的な影響力が出て、大きなお金が動いた場合

 

③画像を使用して著作権側の人物や団体を不当におとしめ、それがニュースになった場合

他にも色々考えられるだろうが、

ほとんどの場合、

一般のネットビジネスには無関係だと言えるだろう。

 

要は、

他力本願にならず著作側に敬意を持ち

普通にネットビジネスをしていれば

問題にならないということだ。

 

文化庁側も、世論の反対の声を聞いて、

画像のDL違法化はあくまで

海賊版マンガ制作などの大掛かりなものだけだと弁解するようになった。

 

 

なので、まさか、アフィリエイトや

資料取りのためのスクショまで、

ちょこちょこ取り締まることはないだろう。

ここまでほぼずっと利用者側の

権利擁護について書いてきたが、

 

もちろん著作側の権利も守るべきだ

 

私自身、小説を出版したことがあるが、

それを元にアフィリエイトで

稼いでいる人が居たらやはり許せない。

 

また以前、

私が書いたWEB記事を

巧妙に書き換えたパクリ記事を

見たことがあるが、そんなことでも腹は立つものだ。

 

著作権侵害は盗みと同じであり、

その元には楽して稼ぎたいという

ごう慢が潜んでいる。

 

著作側と利用者側の権利は共に守ってゆくべきものだ。

 

画像スクショDL違法化のように、

一方だけに大きく傾くとそのバランスは崩れる。

 

どちらも互いの権利を尊重し合えれば、

その国の文化はより大きく羽ばたけるだろう。

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