れいわ新選組の公約と議員メンバーが気になる!支持率と支持者層も?
2019年、夏の参議院選挙を前にして、

最大のポイントは

野党がどれだけ1つにまとまれるかにある。

 

現行の選挙制度は基本、

勝者を1人だけ選ぶものであり、

 

それ以外の候補者に分散した票は

すべて死票になり切り捨てられる。

 

とにかく野党が1つにまとまらないと

与党、自民党との勝負の土俵にさえ立てないのだ。

 

そんな中、山本太郎参院議員が4月10日、

議員会館で新党『れいわ新選組』の結成を発表した。

 

野党を1つにまとめるという

大命題の元、彼が下した1つの解決策なのだろう。

 

果たして、ギャンブルとも見れるこの試みは上手くゆくのだろうか。

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れいわ新選組という致命的なネーミング・センス

れいわ新選組の公約と議員メンバーが気になる!支持率と支持者層も?1
まず『れいわ新選組』というネーミングがまずい。

どう見ても、新たな保守政党の誕生という感じだからだ。

 

山本は記者会見の中、

幕末の“新撰組”とは漢字を変えた新選組であり、

新たな時代に選ばれし者たちといった意味合いがあると語った。

 

一方で、幕末の新撰組は権力の側について維新に敗れたものであり、

彼のリベラルな政治姿勢とは違うのではといった質問を受けた。

 

それに彼は一種のアイロニー(皮肉)が込められていると語り、

現代では維新と名のつく勢力(維新の会のこと)が権力についているので、

 

自分の新選組はむしろ改革勢力の側なのだということを示唆した。

 

だがハッキリ言って分かりづらい

 

新選と漢字を変えたのはいいと思うが、

れいわという元号が台無しにしている

 

新選組の響きは致命的に古いので、

その前に新鮮な冠をつけるべきだった。

 

例えば、21世紀の新選組、

またはくだけて、イマドキ新選組など。

 

 

ただ、すでに広く知られた言葉に便乗して

党の知名度を上げたかっただけなのかも知れない。

 

それは保守勢力の典型的なプロパガンダ方法である。

 

ネット上には、山本がタレントとして

ブレークしたときの一発ギャグ

“メロリンQ”の方が遥かにネーミングのセンスが良かったというコメントがあった。

 

私もその通りだと思う。

ベーシックインカムの財源に見る富裕層への忖度

れいわ新選組の公約と議員メンバーが気になる!支持率と支持者層も?2
山本太郎は反原発の活動家

アクティビストとしては大きな人気を得たが、

政治家になってからはその勢いを失った。

 

多くの人もそう見ているだろう。

 

最たる原因は、態度が変わったからである。

 

政治的なポリシーは

ほぼ変わっていないのだが、

人としての振舞い方が変わってしまったのだ。

 

とにかくマジメさを売りにして、

腰の低さを見せ付ける。

それは大衆を前にした典型的な偽政者の姿である。

 

橋下透、元大阪市長がカリスマになったのは、

大阪行政のトップに立ってからも

タレント弁護士時代の言動とまったく変わらなかったからである。

 

いつの時代も、そういう姿に民衆は大きな信頼を寄せる。

 

山本の偽政者的な感じは、

れいわ新選組のマニフェスト(公約)にも見え隠れする。。

 

まず最初に党是として掲げているのは、

貧しい人たちの味方だという点だ。

“日本を守るとは、

あなたを守ることから始まる。

 

あなたを守るとは、

あなたが明日の生活を心配せず、

人間の尊厳を失わず、

胸を張って人生を歩めるよう全力を尽くす政治の上に成り立つ。”

中々の名文であり、

格差拡大が環境問題と共に

世界的なテーマになっている時代において胸を打つ言葉だ。

 

それに伴って、

貧困層への最低給付金(ベーシックインカム)を約束している。

 

給付金額が少なく(1人3万円)、

デフレ期に限った給付であるが、

最初なのでそれくらいの妥協は許せる。

 

だが、その財源を新規の国債発行にしているのがマズイ。

 

国債とは根本的に富裕層の身分保障であり、

債務不履行にならない限り、

金持ちがずっと得をするための道具である。

 

希望の党を立ち上げた際、

小池・東京都知事ベーシックインカムを提唱したが、

彼女は財源などいらないと言っていた。

 

なぜなら税制の構造改革をするだけで財源は得られるからだ。

 

つまり、徴収した税金をムダな所、

既得権益層に流しさえしなければ、

ベーシックインカムは可能だということだ。

 

これは今、ほとんどの先進諸国にも言えることだ。

 

色々と問題がある小池だが、

彼女の最高の強みは、

経営者と労働者、

双方の大組織と利害関係を持っていない点にある。

 

なので、こういう大胆な税制改革を掲げられるのだ。

 

山本がベーシックインカムの財源を国債にし

またデフレ脱却を掲げる姿には、

富裕層への忖度が見える。

 

すでに彼は財界にがんじがらめにされているのではないか。

 

他のマニフェストは、

消費税凍結、

最低賃金を全国一律1500円、

反原発など、

 

そのまま共産党などと被るものであり、

野党の典型的な人気取り政策ばかりだと言える。

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令和新選組の山本のコミュ力でバラバラ野党を1つに!

れいわ新選組の公約と議員メンバーが気になる!支持率と支持者層も?4
れいわ新選組』の良い点は、

一般の人たちからの寄付を募っている点だ。

 

これはオバマのアメリカ大統領選での

資金戦略から始まった世界的な潮流だ。

 

ネットの応募フォームから、

名前や住所を書き込んだだけで、

いくらでも好きな額を寄付できる。

 

クレジット払いにも対応しているので、

イージーに気軽にできる。

 

また、山本太郎は

ガチの挑戦だと印象づけるために、

5月31日までに1億円を集められなければ止めると断言している。

 

目標額は3億から5億と見ている。

 

これは一種の

クラウド・ファンディングでもあり、

若い世代を中心に関心を集めるのかも知れない。

 

だが、おそらく上手くゆかないだろう。

 

政治家が一般の寄付を集めるには、

オバマのようなポップさや賢さやカリスマ性が必要だ。

 

山本にはそれらが

備わっていると言えるだろうか。

 

今後、メディアを使って

派手にアピールしてゆくだろうが、

それで入党議員や一般の目を集めることが出来るのだろうか。

 

この夏の参議院選挙は、

日本の政治にとって非常に大きな分岐点になりそうだ。

 

参院選で自民党が敗れれば、

自民への国民不信が決定的になり、

衆院選へとなだれこむだろう。

 

参院選前にモリカケ問題のような

スキャンダルが起これば、

夏に衆参ダブル選挙も考えられる。

 

冒頭に書いた通り、

ポイントは野党が結集できるかどうかにある。

 

1つにまとまって大半の選挙区で

自民候補との一対一の構図

作り出しさえすれば、

ほぼ確実に勝てるだろう。

 

国政選挙で自民はいつも大勝してきたが、

小選挙区の得票数でも常に野党の総合票に負けている

 

政党を選ぶ比例代表では

常に国民の7割は野党側に票を入れている

 

つまり、野党は内部対立さえ

解消すれば大いに勝機があるのだ。

 

そこで、山本太郎の

れいわ新選組』の最たる役割は、

野党内で接着剤になることだろう。

 

野党政党の間をかけずりまわって、

党首たちを1つにするような活躍が求められる。

 

そういうコミュ力は、

彼の最たる強みではないだろうか。

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