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10万円の給付金詐欺の手口!電話やメールの警戒すべき注意点も!

10万円の給付金詐欺の手口!電話やメールの警戒すべき注意点も!
先日、政府による一律10万円の現金給付が決まり、少し安堵された方もいらっしゃるのではないでしょうか?

正直、色々な条件付きであった30万円のもらえない給付金よりも今回の一律で10万円給付という決断にしてくださってありがたいと感じています。

しかし、この一律10万円の給付金支給の裏では早くも詐欺被害が発生しています。

なんせ、全国民が支給対象ということは詐欺師は仕掛ける相手も増えるので、年齢や所得など関係なしに警戒する必要がでてきました。

詐欺師にとっては今回の10万円の給付金を受け取る段階や、受け取った後などタイミングをズラシて仕掛けてくる可能性が高いです。

今回はそんな一律10万円の給付金の手口や注意点を記事にしてまとめました。

 

この記事を見つけてくれたあなたなら絶対に給付金詐欺に遭わないことを確信していますが、あなたの身近な人は詐欺被害に遭う可能性だってあります。

ぜひ、役立てるように書きましたので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

10万円の給付金詐欺の手口とは?


すでに10万円の給付金を語った詐欺メールがあらゆる世代に届いています。

警戒心も無く送られたメールを信じて開いてしまうと確実に詐欺被害の第一歩となりますから気をつけてください。

今現在、自粛要請の影響でお仕事がなくて生活が苦しい人がたくさんいます。

 

そのような困窮した状態で給付してもらえる一律10万円の有り難みはすごくわかります。

できるだけ早く受け取って生活費の足しにしたいとか、家賃や水道光熱費の支払い。

もしかしたら親しい人からお金を借りていたら、その返済のためにも一刻も早く給付金を受け取りたい気持ちなのかもしれません。

 

ですが、そのような冷静さを欠いた状況の時こそ詐欺被害に合う心理状態なんです。

詐欺師を認める訳では決してありませんが、詐欺師は人を騙すために死ぬほど勉強しています。

中には自分の利益以上に、反社会的な人達に脅されて本気で死ぬほど詐欺の計画を練っていることを意識できれば警戒することも当然に感じられるでしょう。

では、どのような手口で詐欺師はあなたに近づいてくるのか?

その手口について現在の被害状況と過去の類似した状況の例を挙げさせていただきます。

10万円の給付金を受け取れるのは今だけ!緊急性や期日を強調する

必ずと言って良いほど詐欺の常套手段であり、王道の手口が緊急性を煽る内容です。

具体的にお伝えすると、

上記のツイッターのつぶやきの画像にあるように、【有効期限】と日付が強調されます。

今まで政府が自粛要請や、全国民に対して一律10万円給付をしてくれたことは無かったですし、詐欺の手口に免疫が無い人にとっては、この【有効期限】である日付以内に何かしらの手続きを取らないと権利が無くなるかも?と考えてしまいます。

先日、麻生太郎副総理

「今回は手をあげた方に1人10万円ということになる」

という発言も記憶に新しいと思いますが、この発言を強く受け止めてしまい、早く手を挙げないと給付金はもらえないんじゃないか?と思う人も、ほんの僅かにいます。

人は本来受け取れるはずだった権利を失うことを強く恐れる性質があります。

詐欺について多少でも知っている人であれば、こんな手口は幼稚に感じるかもしれませんが、あまりにも素直な人は何かしらの行動を取らなければ!と正常な判断とは違う行動に出てしまいます。

もしも身近な人で上記のようなメールを受け取り考えているようでしたらアドバイスしてあげてください。

10万円の給付金を受け取るための手続きを確定事項のように送る


普段からインターネットに明るい人であれば、一発でこんな状況につけ込むのが詐欺師の常套手段だと看破できます。

しかし、詐欺師は不規則なメールアドレスに手当たり次第に上記のようなメールを送りつけます。

少しでも返信やクリックなどの反応をしてくれる詐欺被害者候補を探しています。

無視すれば被害には合わないのです。

ですが、ネットや詐欺に免疫の無い人が携帯電話に突然メールが送られてきたらどう思うでしょうか?

 

家族か友人、それかなにか重要な連絡事項かと勘違いするケースがあります。

特に親しい人しか知らないハズのメールアドレスに届いたのだから目を通しておこうと思うのです。

警戒心をいだきつつも念のために送られてきた詐欺メールを開封してしまうと次のステップに行くように出来ています。

 

実際にまだ政府からの10万円の給付金の正確な日時や届け方は決まっていません。

それをあたかも給付金の手続きや日時が決まったかのような流れで個人に連絡を入れることは現状ではありえません

メールの文面を良く見ればおわかりになると思いますが、なぜか支給対象のあなたをお客様扱いした内容で手続きを踏まそうとする時点で強く疑うようにしてください。

10万円の給付金詐欺は電話で直接来るケースもある

メールならば無視をすれば良いですし、ネット以前にパソコンや携帯電話を使わない人であれば被害を受けない方もいます。

かなりご年配の方は、今更パソコンやスマホなんてと避ける人がいますよね。

その人たちが詐欺に合わないかと言えばそうではありません。

 

詐欺メールよりもたちの悪い電話での直接的な詐欺も、このような時期だからこそありますので注意してください。

メールでは断りやすいことも電話では断りづらいこともあります。

その特徴をお伝えさせていただきます。

給付金詐欺メールと給付金詐欺電話の大きな違いは臨場感

メールで送られてくる文章であれば、内容を読んでなんとなく胡散臭い。

おためごかしな文体や、やたら給付金を送りたがっているように感じられることもあると思います。

ですが、電話での直接相手の反応によって表現を使い分けができるやりとりは危険です。

スパムメールのような相手の利益をただ並べた表現と違い、ほんとうにあなたのためにこの電話をかけているということを伝える技術が詐欺師にはあります。

 

最初にお伝えしたように詐欺師は人を騙すために必死です。

お金が欲しいからという理由以外に、反社会的組織に身分証明書などの身元を抑えられた闇バイトに無理やり電話をさせていることもあるそうです。

その必死な人間の演技力は警戒していても信じてしまったり行動してしまうこともあるので本当に気をつけてください。

なので、電話で少しでも疑わしいと思った瞬間に電話をガチャ切りして大丈夫です!

本当に政府からの給付金による連絡であれば、日を改めて明日にでもこちらから連絡したって良いのですから。

とにかく電話での10万円の現金給付金の話しが万が一にでもかかってきたら、折り返すことを頭の片隅に強くとどめておいてください。

10万円の給付金詐欺の手口に関するまとめ

2020年は本来であれば東京オリンピックを始め、嵐の解散や半沢直樹の続編など話題性の多い明るい年になるはずでした。

それが全て延期や中止になり自粛要請などによる非日常的な、今まで体験したことのないことが起こる年になってしまいました。

 

そしてこのような状況で暗躍するのが詐欺師であることは知っておいて決して損ではありません。

本来ならこのような時こそ助け合いや、自体が収束するために出来る手立てが自粛であれば極力外出を控えるという、ささやかだけど非常に大きな協力が求められる時期です。

ですが、詐欺師にとっては人が冷静にいられない時期を本気でチャンスと考えています。

 

詐欺師のターゲットは必ずと言って良いほど一度詐欺にあった経験のある人です。

一度詐欺にあった人は警戒心が増すと思うのはあくまでも、その人の主観です。

 

詐欺師にとってはお金が無くて余裕も無い人。

そんな弱っている人の方がお金を持っていて余裕のある人よりも遥かに騙しやすいことを知っています。

そして詐欺被害に遭う人は良くも悪くも人を信じやすい傾向が強いです。

あなたが大丈夫でも、もしも身近にいる大切な人が他人を疑うことを苦手としているようでしたら、ぜひともお力になっていただけたら嬉しいです。

今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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