おはようございます、こあらです。
新型コロナウィルスの感染拡大に関する情報はどんどん段階が上がっているように思えますね。
そして色々な業界も自粛が相次ぎ、今日(3月14日)の夕方には安倍首相の新型コロナウィルスに関する記者会見が行われます。
となると、どうしても気になるのが東京五輪が中止になってしまうんじゃないか?ということです。
数あるスポーツのイベントの中でもあらゆる競技の頂点を決める国際的な祭典ですから経済的な損失なども考えると景気にどう影響してしまうのか?
今回はその東京五輪の会場となる新国立競技場についてスポットライトを当てた記事にしました。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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東京五輪中止の場合は会場の新国立競技場はどうなるの?
結論から先にお伝えすると、新国立競技場の「後利用問題」に関してはまだ明確にはなっていません。
どのように使えばベストであるかなどの話し合いはしているようですが、現状はまだ不明確です。
そして話を将来から今に戻しますね。
今年は東京五輪開催ということもあり、数年前から急ピッチで建設が進められた新宿区にある新国立競技場です。
散歩していると結構渋谷区と勘違いしてしまいがちですが、近くを歩く度に壮観な競技場だなと思います。
まだ僕は一度も新国立競技場の中に入ったことはありませんが、外周を歩くだけでも凄い規模感です。
ここでついに東京五輪が始まるのか…!なんて考えていましたが、東京五輪そのものが中止の可能性が現実味を帯びてきました。
色々な情報を集めていると、このままでは負の遺産になるとか。
旧国立競技場が日本のスポーツ会の聖地だったこともあり、色々と比較されています。
新国立競技場の建築費は1569億円という莫大なお金が投下されていますから、後利用問題に関しても深刻です。
なんせ目の前にある本来の用途である東京五輪の会場としての役割も果たせずに終わる結果になったらどうなるのでしょうか?
ちなみに北京五輪大会の会場である鳥の巣こと北京国家体育場の建設費は約502億円ほどですし、ロンドン五輪会場のロンドンスタジアムは約828億円のようです。
過去の五輪会場の建築費と比較しても新国立競技場の建築費が異常に高いことも今後を懸念してしまう大きな材料でしょう。
他にも、色々な計画倒れや紆余曲折もあり、残された課題としては屋根がなくて空調が不完全という弱点もあります。
そのような部分が他のスポーツイベントだけでなく、ライブ会場としてもあまり好ましくないなどの現実への対応も必要となりそうですね。
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東京五輪中止の場合の新国立競技場に関する経済的損失と維持費は?
上記でもお伝えしたように新国立競技場の建築費は莫大です。
もともとの予測では、これだけの建築費をかけても経済効果は32兆円は見込めるという期待があったようです。
一体どこから32兆円なんて途方も無い経済効果が?と思われるかと思います。
東京五輪に関する収入として期待されていたのは、スポンサー収入を始めとしたテレビの放映権料金などです。
さらに入場料や記念グッズによる利益もかなり見込めますし、調べるほどに胸踊る収入がありました。
ですが、新型コロナウィルスの感染拡大という、ある程度のトラブルには対応できるいう予測を遥かに超える事態により中止の可能性が現実味を帯びています。
なので、経済的損失はその期待していた経済効果である32兆円?に届かない分になるかと思います。
中止にならなくても、延期という道も新たな可能性として浮上していますが、スポンサーとの契約や他のスポーツとの時期をズラす問題など山積みです。
そして、東京五輪の会場として作られたらそれで終わりではなく維持費等もかかります。
新国立競技場の年間維持費を調べると約24億円ほどかかると言われています。
外観だけでも壮観でしたが、中は約80000人も収容できるスケール感です。
一応収容人数のキャパシティは68000人でしたが、8万人規模にも対応できるそうです。
コンサートには使えないとか、他の競技として利用しづらいなど言われていますが、今後より真剣に新国立競技場の利用法について協議されることは間違いありません。
ちなみに内覧会という形で新国立競技場の中を見れる動画はたくさんありましたので、その中の1つを載せておきます。
やはり新国立競技場の中はすごく広くて綺麗ですね。
まだ東京五輪の舞台となる競技場には動画内でも立ち入りが出来ないようですが、観客の視点として臨場感のある動画に思えます。
すでに競技場の中の売店予定地や障害を持つ観覧車の席なども見ることが出来ますので、今後この新国立競技場という場所をどのように有効利用するのかが楽しみです。
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東京五輪中止の場合は会場の新国立競技場はどうなる?維持費や損失のまとめ
今回の記事では、東京五輪がもしも中止になった場合の新国立競技場はどうなるのかについてお伝えしました。
もともと順調に東京五輪が開催されたとしても新国立競技場には「後利用問題」というテーマが残っていました。
ですが、後利用どころか本利用の段階で今大きな問題に見舞われています。
そこで今一度、新国立競技場の今後についての可能性や弱点などを振り返ることにも意義があると思います。
関税語の利用計画の不透明さもオリンピック後の経済低迷の不安材料でしたが、現状を考えると、より前倒し気味に新国立競技場のあり方を考える必要性が迫ってきています。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました^^
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