7月5日に控えた東京都知事選がいよいよ近づいてきましたね!
今年の候補者は、バラエティ豊かであると言われていますが、なんと、れいわ新選組の山本太郎さんも東京都知事選に立候補することを発表しました。
そんな山本太郎さんですが、東京五輪を中止にするという公約を掲げています。
この公約について都民はどう考えているのでしょうか。
今回は、そんなオリンピック中止というインパクトのある公約が山本太郎さんに都知事選で有利に働くかどうかについて調査したいと思います。
スポンサーリンク
都知事選における山本太郎の公約とは?
山本太郎氏が東京都知事選に立候補すると知った時、ショックを受けた人が多かったはず。自分もその内のひとり。ただ、目の前の問題に苦しんでる人をほっとけなかった気持ちは痛いほどわかる。そもそも国や地方自治体は、困ったときのためにしっかり機能しなければならないはず。#山本太郎 pic.twitter.com/uwdG8PSRT5
— あいひん (@BABYLONBU5TER) June 16, 2020
れいわ新選組の代表・山本太郎さんが、東京都知事選に立候補することを表明しました。
山本太郎さんのメインとなる公約は「東京五輪・パラリンピックの中止」です。
東京五輪とパラリンピックは、現時点では来年の夏に延期となっていますが、大会の中止の他にも、新型コロナウイルス被害の見舞金として、全都民への10万円給付することも公約に掲げています。
オリンピックの開催に関して、難色を示している人は一定数はいるはずですので、オリンピック中止を公約に掲げることにより支持される部分はあるのではないかと予想されますが、実際はどうなのでしょうか。
このオリンピック開催の中止は国際オリンピック委員会からの中止であれば、問題も少ないとは思いますが、開催国の日本で、首都の東京である都知事の方から東京五輪の中止を突きつけたら違約金などが発生しうるのではないかと不安があります。
なので、少々勢い任せというか、公約にはインパクトこそあれど、山本太郎さんはオリンピックに関するお金の動きや契約を理解しているかどうかも焦点になりそうですね。
山本太郎を支持する意見は?
それから #山本太郎 は参議院議員のころ、全国会議員の中でただ1人 東京オリンピックに反対してたんだよ!
もちろん掲げた政策に #オリンピックは中止 も入ってる!— 🐻くま支局 (@LeiwaTeddy) June 15, 2020
山本太郎さんの公約を支持する声は、ネット上にはあるにはありましたが、それと同じか、それ以上の不支持の声もあがっています。
山本太郎さんを支持する意見としては、小池百合子さんが当選することが決まったような選挙というのもおもしろくないので、山本太郎さんの出馬も意味があるのではという意見です。
そして上記のつぶやきのように、当初からオリンピックを東京で開催することを反対していたという姿勢を評価している人もいました。
元俳優だった山本太郎さんは、知名度が高いですし、人気もあるでしょう。
政治や選挙に興味を持てなかった人が、選挙に興味を持ち、山本太郎さんの公約を聞いたことをきっかけに、他の立候補者の公約にも興味を持つようになるかもしれません。
そういった面では、山本太郎さんの立候補には、大きな意味があるのかもしれませんね。
他にもおすすめの記事がありますので、ぜひこちらも読んでみてください
⇒堀江都知事の可能性と公約から考える都民のメリットとデメリット!
⇒スカウト狩りの目的が判明!探している人物と事件の経緯のまとめ!
⇒令和納豆事件は会社とお客のどちらが悪い?生涯無料サービスは詐欺なの?
山本太郎に対して否定的な意見は?
#山本太郎 オリンピック中止はダメじゃない? 設備投資したから回収も必要と思う。お金を刷って増やせば、世の中安泰なのかな? 自論もいいけど、専門家に意見聞けばいいのに。小池続行だと思う
— SP (@splwtr) June 16, 2020
ネットの声を聞く限り、山本太郎さんの出馬及び公約に対しては、批判の方がやや多く見られたように感じました。
まず、みなさんの意見で最も多かったのは、「五輪の中止は、都知事の一存でできるものではないのに何を言ってるの?」という意見です。
五輪を開催するかしないかは、都知事が決めれることではないのに、なぜそれが公約になるのでしょうか?
中止を決めるのはIOCやJOCなど、各国政府と対等な立場にある日本政府であり、開催できる状態ではないと判断されれば、自ずと中止になるでしょう。
素人でもわかるようなことをわかっていないまま、政策を発表している時点で、山本太郎さんは都知事にはふさわしくないのではないか、つまり公約として破綻しているという意見が、大多数を占めていました。
また、中止となれば、それ相応の違約金も発生することになります。
#山本太郎
都知事選に出馬は結構だが
公約は最悪だ。特にオリンピックの件は最悪。
代表選手達の努力、苦悩、夢
それらを全て水の泡にする事が分からないくらいの阿呆なのか?私は都民では無いが腹が立つ
— ター坊 (@mXXwudDZcdTo0yB) June 15, 2020
さらに、今まで東京オリンピックを目指していた各競技の選手への配慮も全くないことから本気の嫌悪感が伝わるつぶやきも多く見受けられます。
何かをバッサリ切ることで、その斬新さと急激で過激な決断は一時的には爆発的な地名度と支援を受けますが、冷静に考えれば、人生をオリンピックにかけていた人達の不満を通り越した怒りはどこへ向かうのでしょうか?
さらに、その選手を応援している家族やファンの怒りを受け止める覚悟が山本太郎さんんはあるのかも投票前には知っておきたい部分です。
さらに、五輪を中止した場合の違約金と海外から来たお客さんが落とすお金が消えることを計算した上で、本当に五輪の中止は国費の節約になるのでしょうか。
このあたりの数字の計算に対しても、多くの人が疑問を感じています。
そして、有権者にもっとも嫌悪感を抱かせたのは、「都民全員に10万円を支給する」という耳障りの良い言葉を根拠なく並べている点ではないでしょうか。
私は都民ではなく、地方の者であるため、この10万円とはまったく関係ないのですが、その目線から見ると、この公約、本当に気持ち悪いです。
そもそも「僕が当選したら全都民に10万円配ります」は、公約として有りなんですか?
これって賄賂なんじゃ…と思います。
全都民に配られる10万円の財源も不明であり、将来的な政策に関しては、一切、示されていません。
疑問を感じているのは、地方の人だけではなく、都民の方も胡散臭さを感じているようです。
山本太郎の都知事選の公約についてのまとめ
#山本太郎 オリンピック中止はダメじゃない? 設備投資したから回収も必要と思う。お金を刷って増やせば、世の中安泰なのかな? 自論もいいけど、専門家に意見聞けばいいのに。小池続行だと思う
— SP (@splwtr) June 16, 2020
今回は、山本太郎さんが東京五輪を中止にする公約が都知事選で有利に働くかどうかについて調査しました。
東京五輪の開催に肯定的ではない人は多いと思っていたので、山本太郎さんの公約を魅力的に思う人は少なくないのかと思っていましたが、どうやら「それとこれとは話が別」だったようですね。
今回は、話題作りの出馬の候補者が多いですので、山本太郎さんもそういったにぎやかしの候補者のひとりであると、私は考えています。
山本太郎さんのことをおもしろいと感じる若い人もいるかもしれませんが、投票は、深く考えてからしてほしいと強く感じました。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
他にもおすすめの記事がありますので、ぜひこちらも読んでみてください
⇒同姓同名戦略とは?都知事選における効果と小池百合子に与える影響は?
⇒ホリエモン新党は堀江貴文の捨て駒?結局本人は出馬しない可能性も!
⇒スーパークレイジー君(西本誠)の公約と都知事選での当選確率を調査