人工肉クリエイターの将来性と需要は?学べる学部とやりがいについて

この写真を見てみてください。

ずっしりとしたパテを挟んだ、

いかにも食欲をそそるハンバーガーですよね。

 

このハンバーガー、

“肉”を一切使わずに作られている

と聞くと、びっくりしませんか?

 

ジューシーで分厚いパテ、

実は、人口肉を使っているんです。

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人工肉って何だろう?

人口肉とは、“肉”を一切使わずに

その名の通り

大豆を中心とする植物から人工的に作られた「肉」のことです。

 

植物から、「肉」を作っても……。

と多くの人は眉をひそめるでしょう。

 

しかしすでに、味はもちろんのこと、

風味から見た目に至るまで、

本物そっくりの“肉”を作り出すことに成功しているのです。

 

実際に、人口肉を使ったハンバーガーを

口にした人からは、

もう、本物なのか偽物なのか、見分けがつかないよ!I couldn’t tell it wasn’t the real thing.)」

 

などといった、人口肉の“肉っぷりに対する賞賛が寄せられています。”

人工肉はどうやって作るの?

人口肉をつくるカギは、

遺伝子組み換え技術を用いて、

 

大豆に“ある物質”をつくる遺伝子を

組み込むことにあります。

 

ある物質”は牛をはじめとする

動物には豊富にあって、

大豆をはじめとする植物にあまり含まれません。

 

その名は、ヘムです。

 

ヘモグロビンという響きに

覚えのある方は少なくないのではないでしょうか?

 

中学校の理科で学んだ、

赤血球に含まれているアレです。

 

ヘムは、

ヘモグロビンの構成要素の1つです。

 

植物である大豆には、血液がありません。

 

しかし、“肉”特有のジューシーさは、

血液に含まれるヘムがあってこそです。

 

人口肉が本物の“肉”にそっくりなのは、

ヘムが一役も二役も買っているからなのです。

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人工肉は遺伝子いじっているけど、安全性は大丈夫?

人工肉クリエイターの将来性と需要は?学べる学部とやりがいについて2

遺伝子組み換えといわれると、

食べても大丈夫?

という不安はつきものですよね。

 

だからこそ、

人口肉のクリエイターたちは、

安全性の確保にも最善を尽くしてきました。

 

様々な角度から研究を行い、

資料を集めた結果、

現在はFDA(アメリカ食品医薬品局)から、

 

「何も懸念事項はない」

 

とのお墨付きを至るまでになっています。

人工肉クリエイターの将来性と需要

今日、人口肉が注目を集めるのには、

それなりのワケがあります。

 

最大の理由は、

増加の一途を辿る世界人口

そのことに伴う食糧問題です。

 

特に心配されているのが、

肉や魚に多く含まれるたんぱく質の不足です。

 

これまでのように家畜や

魚介類から確保できる量だけでは、

追いつかないのではないかとされているのです。

 

このような状況の中で、

植物から「肉」を創り出し

たんぱく質の不足に立ち向かうことのできる

 

人口肉クリエイター

 

が注目を集めているのです。

 

例えば、

日経ビジネスは人口肉クリエイターを

 

世界人口90億人時代の救世主

 

と謳って、推定年収が2000万円以上

との試算を出しています。

人口肉クリエイターになるには?学べる学部はどこ?

世界の食糧不足を支える意義のある仕事で、

年収も高いとなれば、

 

どうやったら人口肉クリエイターになれるのか?

 

と興味を持たれた方も少なくないでしょう。

 

ヘムの遺伝子を植物に組み込む

と言っていたから、

きっと遺伝子組み換え技術を学べる学部に行けばいい!

 

そう思われた方はおられませんか?

 

情報をサーチする前は、

私もそう思っていました。

 

しかし、

現在の人口肉クリエイターの中心は、

どうやら神経学者のようなのです。

 

みなさん、「えっ?」と思われませんでしたか?

(私は「えっ?」と思いました。)

 

少しだけ、

その理由を説明するのにお付き合いください。

人工肉クリエイターが神経学者が中心である理由

人工肉クリエイターの将来性と需要は?学べる学部とやりがいについて3

それは、人口肉をつくるにあたって

最も難しいことが、

植物に遺伝子を組み込むこと

ではなく、

 

人口肉と自然の“肉”の違いを見つけ出すこと

 

にあるからです。

 

人口肉自然の“肉”は、

 

本質的には別物です。

 

だからこそ、

 

人口肉自然の“肉”

私たちが感じるためには、

脳を騙す必要があるのです。

 

言い換えれば、

私たちの脳が人口肉と自然の“肉”を

見分けているポイントを探し出し、

 

これに対処するための

遺伝子操作を選択しなければならないのです。

 

言い換えれば、

組み込む遺伝子を決めるために、

 

人口肉のどこが本物の“肉”と違うのか

 

を見つけ出す必要があるのです。

 

脳がどのように物事を認識するのか、

今回の場合では、

「肉」を“肉”と認識するのか。

 

これを明らかにするスペシャリストが

神経学者なのです。

 

残念ながら、

日本では神経科学にぴったりと対応した学部は存在しません

 

もし人口肉クリエイターを目指すのなら、

以下の学部からスタートして、

神経科学に接続するのがよいでしょう。

◇心理学部……感覚・知覚・認知を中心に学ぶことで、

神経科学の基礎が身に付きます。

 

◇医学部/理学部……脳や神経の働きを中心に学ぶことで、

神経科学の基礎が身に付きます。

人口肉クリエイターのやりがいとは

大きなやりがいは、

人口爆発に伴うたんぱく質不足

という世界の大問題に

立ち向かえることでしょう。

 

また、

日々の営みが人口肉の風味の進化として

文字通り味わえることも、

やりがいの1つになるかもしれませんね。

 

今回の記事も読んでくださってありがとうございました。

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