すっかり世の中に定着した
「ハラスメント」という言葉。
男女問わず性的な嫌がらせを行う
「セクハラ」
地位や権力などを背景に
相手に嫌がらせを行う
「パワハラ」
少し意識するだけでも、
世の中にあふれる様々なハラスメント。
時代の流れとともに
ハラスメントの種類も増えてきました。
普段何気なく行っている行動や言動が、
実はハラスメントだった・・・
なんてこともあるかもしれません。
あなたは、
「グルメハラスメント」
って知っていますか?
通称「グルハラ」と呼ばれ、
食に関するハラスメントのことです。
食にこだわりを持つのは自由ですが、
それを人に押し付けるのは迷惑以外の
なにものでもありませんよね。
そんな「グルハラ」とは
一体どういったものなのでしょうか。
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グルメハラスメントことグルハラってなに?
グルメハラスメントと言うと、
昔でいう「鍋奉行」のような人を
指すのでしょうか。
私はむかし会社の上司と
ご飯を食べに行った時に、
お刺身はお醤油皿に
ワサビを溶くのではなくて、
お刺身に直接ワサビを少しのせて、
それから醤油をつけて食べるのが
素材の味を感じられる。
と言われたことがあります。
そしてよく聞くあるあるが
焼肉を焼く順番・焼き方ですよね。
私はこれまた会社の上司との
焼肉で体験したことがあります。
それは、
「タレのないもの、より赤いものから焼く」
という順番でした。
鉄板の汚れを抑えつつ
焼き進めるという事なのでしょう。
そして、お肉をひっくり返すのは
一度だけという事でした。
片方を少し焦げ目がつくまで焼き、
もう片方はサッとあぶる程度。
これで肉にうまみがギュッと中に
閉じ込められ、
かつ硬くならないのだそうです。
その時「ハラスメント」
という言葉はあったものの、
「グルハラ」という言葉は全く世の中に
浸透していなかったように思います。
私は「へぇ~そうなんですね」と、
言われたような手順で食べた覚えが
ありますが、今となればこれは
「グルハラ」だったように思えます。
美味しいと感じるかどうかは
人により違いますし、
自分に合った食べ方で食べるのが
一番だと思いませんか。
誰でも不味いものより美味しいものを
食べたいと思いますが、
人に押し付けたり、押し付けられたと
相手が感じた時点でそれは、
「グルメハラスメント」
となるのでしょう。
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グルハラで食事か不味くなる?
先ほどの焼肉の焼く順番、
焼き方のように、
他人の食べ方にあれこれ指示するのは、
マナーの範囲を過ぎれば
「グルハラ」になると思いますが、
この「グルハラ」とは他にはどのような事が
考えられるでしょうか?
例えば、たまに街などで人とすれ違う時、
数メートル先から香水や柔軟剤の香りが
する方がいますよね。
そのような方がレストランや、
居酒屋、焼き鳥屋さんなど行くのも
一種の「グルハラ」ではないでしょうか?
食事は、「味覚」や「視覚」はもちろん、
ジュウジュウと美味しそうな音で
食欲をそそられる「聴覚」
そしてそのにおいを楽しむ「嗅覚」
など五感を使って味わうものでもあります。
香水など香りの強いにおいは、
「嗅覚」を麻痺させ、
せっかくのお料理が
台無しになってしまいます。
直接他人の食べ方に
あれこれ支持するような「グルハラ」
もあれば、このような「嗅覚」という
間接的な「グルハラ」もあり、
挙げればきりがない程の「グルハラ」が
存在することが分かりますね。
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グルハラという新たなハラスメントにイライラ?
過度なグルメ知識の押し付ける
「知識披露型グルハラ」や、
おすすめの食べ方を強要する
「強要型グルハラ」などが
一般的に知られています。
相手を気遣うつもりで言った
「遠慮しないで、どんどん食べて!」も、
一歩間違えれば「グルハラ」になると思いませんか?
私は目上の人から勧められたら、
自分が苦手なものでも、
お腹がいっぱいでも断りにくいもので、
無理やり食べて気分が悪くなったり、
体重増加の原因になったりして
悩んだことがあります。
会話も料理の大事な調味料ですが、
一歩間違えれば
「ハラスメント」になりうる可能性も
あるという事だと思います。
「遠慮しないでね」という言葉で
止めておくのも食事を楽しむ一つの
マナーとして大切な事かもしれませんね。
美味しいとは言い難い食事でも
気の合う仲間とワイワイ楽しく食べる料理は
高級なレストランで食べるものよりも
美味しかったりすることありませんか?
逆に自分が楽しい気持ちになれず、
嫌々食べる料理は高級レストランでも
不味いと感じてしまうと思います。
どんなハラスメントもそうですが、
周りにいる人に迷惑をかけない。
そんな思いやりの気持ちが
とても大切なんじゃないかと思いました。
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グルハラとは?食事が不味くなる?新たなハラスメントにイライラも?まとめ
ここまで読んでくださったのなら、
ちょっと食事一つで神経質過ぎるだろ?
と思っていただけたかと思います。
正直、自分が食事をご馳走する立場で
相手がこんなことを思っていたり、
感じていることを知ってしまったら
もう二度と誘いたくなくなりますよね?
そう思っていただけるくらいに極端に
グルメハラスメントに敏感な人を
イメージしたり、自分の主観や体験を交えて
今回の記事を書かせていただきました。
もう思いつく限りの例や体験から
思ったことや感じたことを文章にしたので、
ツッコミどころは多々あったと思います。
でも、それくらい人の考え方には
色々あって、自分の良かれとした
相手に対する心配りが空回りになるのは、
とても残念です。
なので、上記の例ににたようなケースが
もしもあった場合はこの記事で対策が
打てるはずですので、頭の片隅でも良いので
ぜひ思い出していただけたら嬉しいです。
今回も記事を読んでくださって
ありがとうございました。
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