小説王のキャストは?放送時間と視聴率は?出演者と原作者の紹介も!
小説王』というドラマが、

2019年4月22日から

フジテレビの深夜枠で放送されるという。

 

 

三流編集者と売れない作家が、

出版界にしかけた壮大なケンカ!!

 

全国の書店の方々を

ザワつかせた問題作ついに刊行!

 

 

これは小学館による

原作小説へのキャッチコピーだが、

これだけで内容が深く伝わる名文句だと言える。

 

作家と編集者の男同士が

コンビを組むということで、

特に最近のTVドラマでは流行の

バディものだということが分かる。

 

 

単に面白い小説を書くことで

出版業界を変えるという話なら誰もが思いつく。

 

だが、コピーは、作家と編集者のバディが

ドラスティックに業界構造を変えるのでは

という期待を抱かせるものだ。

 

 

ここではその試みが

一体どういうものになるのか、

あるいは危機的な小説界を救うための

私的かつリアルな見解についても書きたい。

 

そして、TVドラマが成功するのかどうか

についても推測したい。

 

キャストと脚本家を軸に、

深夜枠のこの野心的なドラマが、

多くの視聴者を得られるのかどうかを見てゆきたい。

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小説王のメディア・ミックスというマーケティング戦略

 

小説王』はまず、メディア・ミックス

だという点に特徴がある。

 

メディア・ミックスとは、

複数の媒体を組み合わせることで

相乗効果を生み、

どの媒体にも収益的なプラスを

生み出そうとするものである。

 

つまりは、マーケティングの1手法だ。

 

 

小説王』はそもそも

早見和真が書いた小説であり、

 

それが元になって漫画化され、

そして今回のTVドラマ化にいたった。

 

ここにさらに映画や

サントラCDやアニメが加われば、

完璧なメディア・ミックスの輪ができると言える。

 

 

メディア・ミックスものとは基本、

全体的な収益アップを最優先にしたもので、

 

原作に追随する

物語のクオリティは後回しになる。

 

原作の作家以外は、

漫画家もドラマ監督も雇われた身であり、

そういう場合にはやっつけ仕事になるケースも少なくないだろう。

 

 

もちろんこれは一般的な見方であり、

小説王』のドラマ版が

否定されるワケではない。

 

逆に原作に勝ってやろうと

燃えるドラマ・スタッフもいることだろう。

 

実際、できあがって見ないと、

ドラマなんて何も分からないものだ。

出版界向きの顔をしたメイン・キャストたち

小説王のキャストは?放送時間と視聴率は?出演者と原作者の紹介も!2
3人のメイン・キャストはとても魅力的だ。

 

まず一発屋の作家、吉田

ダンサー兼アクターの白濱亜嵐

(しらはま あらん)が演じるのが面白い。

 

GENERATIONS from EXILE TRIBEのリーダーであり、アクション系の俳優歴もある。

また、タレントのラブリが

お姉さんという芸能一家出身でもある。

 

体を酷使するダンサーが、

それとは真逆の脳を酷使する作家を

どう演じるのか、興味がわく。

 

個人的に、白濱の顔は作家向きだと感じる。

EXILEのメンバーらしくイケメンなのだが、

どこかに影がある。

 

また真四角な輪郭も、

作家らしい生真面目さや

不器用さをかもしだしている。

 

 

吉田を助ける編集者、

小柳を同じ名字の俳優、小柳友が演じる。

 

何よりも187センチの長身が目を引く。

松岡修造と同じ高さだと言えば、

実感がわくだろう。

 

小柳もまた父が

バブルガムブラザーズのTOMさんであり、

芸能一家出身だ。

 

そう言えば、TOMさんも大きい人だった。

 

 

ONE OK ROCKでのドラマー歴がある

という点から、小柳も白濱同様、

出版業界の人間を演じるのにはギャップがあって面白い。

 

そして顔もまた白濱同様、

作家向きだと感じる。

 

面長でのんびりした感じが、

世間とは違う時間軸で動く作家を

支える役にぴたりとハマっている。

 

 

白濱と小柳は、芸能一家、

出版業とはギャップのある素性

作家向きの顔という点で共通しており、

何か運命的な結びつきが感じられる。

 

そして、吉田と恋に落ちるヒロインを

桜庭ななみが演じる。

 

白濱と小柳同様、

決して知名度の高い俳優とは言えない。

 

だが、桜庭は今後ブレークしそうな26歳の女優である。

 

2019年後半のNHK朝ドラでの出演が

決まっており、アジア圏で

演技が認められた国際派の一面も持つ。

 

 

着物が似合いそうな古風な顔立ちであり、

作家の恋人役にはピッタリだ。

作家ハニーには3つの類型がある。

1地味な文学少女

 

2真逆のギャル系女子

 

そして3最近流行りのヲタ姫系。

かわいいのにヲタクな性格ゆえに、

世のヲタクたちの憧れの的になるようなタイプである。

 

桜庭はどういうタイプになるのか、

また白濱と小柳のバディの中に

どう絡んでゆくのか、

 

それを想像しただけでも、

このドラマを見たいと思わされてしまう。

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2人の脚本家、視聴率5パーセントはかたい!?

小説王のキャストは?放送時間と視聴率は?出演者と原作者の紹介も!4

映画は監督

舞台は演出家

そしてドラマは脚本家のものだと言われる。

 

TVドラマの出来、視聴率の行方は、

やはり脚本家の力量に大きく関わっていると言える。

 

ドラマ『小説王』の脚本家は、

小山正太ひかわかよの2人が現在の所、

クレジットされている。

 

小山は硬派な刑事ドラマ『絶対零度』での実績がある人物である。

 

その意味で、

出版業界を変えるという

大胆不敵な大儀がある『小説王』には最適な脚本家だと言える。

 

 

ひかわかよは真木よう子主演のドラマ

セシルのもくろみ』を担当し、

バッシングされたことがある。

 

フジテレビで

夜の10時台だったにも関わらず、

平均視聴率は5パーセントを切っていた。

 

私はその数少ない視聴者の1人だったが、

脚本自体にそう大きな問題はなかった

 

バッシングのほとんどの矛先は

真木個人やその演出にあったのだ。

 

そのキツすぎる内容については、

ここでは割愛させて頂く。

 

なので、

小山とひかわのコンビには問題はない

 

 

深夜枠なので5パーセント以上が

目標値になるのだろうが、

キャストを見てもそこは行けるのではないだろうか。

 

小説は本当に死にかけている

 

20~30代の若者が

小説を一年に一冊も読まないという事態が

当たり前のように

10年以上も続いている状態だ。

 

 

果たしてドラマ『小説王』が

そこにどんな一石を投じるのか。

 

原作や漫画を読めばすぐに分かるのだが、

私はドラマを楽しみにしているのでそこは控えておきたい。

リアルな出版業界変革、2つのポイント

小説王のキャストは?放送時間と視聴率は?出演者と原作者の紹介も!5
個人的な見解を書けば、

小説自体には依然、大きな力がある

 

小説を書く人たちはどんどん増えており、

100万部を超えるベストセラーは

毎年のように出ている。

 

小説は今の時代にも生きている

 

 

だが、その小説の力が、

腐敗しきった構造によって

ひどく弱められているのだ。

 

私の考えでは、

小説を救うための方法は2つ

 

1つは書籍価格の自由化

もう1つは作家へのノーフィルタリングだ。

 

ネット通販のAmazonは、

書籍の買取制度について

今年中の導入を検討しており、

 

それが出版界に価格の自由化を

もたらす可能性は大いにある。

 

そうなれば

ハードカバーの単行本でも500円、

小さな文庫本は100円で

新刊が買えるようになるかも知れず、

この変化はかなり大きい。

 

 

一方で、世に出る作家は出版界によって

フィルタリングされ続けてきた

 

学歴、職歴、知名度、業界内のコネ

 

この4つのどれも持たずに活躍している作家を、あなたは1人でもご存知だろうか。

 

この4つのいずれかを

持っている人たちは、

小説家志望の人たちの中に限れば、

多くても3割ほどだろう。

 

世の小説が

どれも似たようなものばかりなのは、

その3割からしか新人が選ばれていないからである。

 

あとの7割をふくめた

より広い視点で新人賞を選んだ方が、

おもしろい小説が生まれるに決まっている。

 

 

だが、出版界は未だに

おろかなフィルタリングで、

同じような面子ばかりを選び続けている。

 

 

ポップミュージックの世界が

次々に新しいスターを

誕生させているのもまた、

 

このようなフィルタリングがないからである。

 

Radwimpsも、

あいみょんも、

この4つの要素のどれも持っていない。

 

 

ドラマ『小説王』が

この2つのポイントにまで

切り込んでいるのか、

 

それはやはり難しいだろう。

 

だが、この2つに迫るような、

またはそれとは別の改革のヒントが

出されていれば、

私はそれだけで満足するだろう。

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