4月に入りとうとう
新元号が発表されましたね。
今回の「令和」を
皆さんはどう受け止めましたか?
なんとなく気に入った方もいるはずですし、
なんとなく気に入らない方もいるんじゃないかなとは思います。
受け止め方が
千差万別なのは当然のことですね。
マスコミの感じでは
歓迎ムード一色の様相ですが、
様々な表現で好感を表した様子が流れていましたよね。
なにかのバイアスがかかっているようで奇妙にも感じる方もいるかもしれません。
とはいえ元号の変わり目に立ち会えたということで、単にめでたい空気になっているだけなのかもしれません。
でもよく考えると、国民は新元号の選定に特に関わっていませんよね。
いつのまにか決められた元号に沿って、今後は生活をしていくわけです。
そこで今回は新元号の「令和」の由来などについて詳しく紹介したいと思います。
新元号の由来を知ることで、なんとなく決まってしまった感が少しでも払拭されると良いです。
人ごとではなく、なんとなくめでたい感じという受け止め方から角度を変えて見ていきませんか?
そして思わぬところへまで波及している事実にも迫っていきましょう。
令和自体が話題になっただけと思っている方は、きっと少し見方が変わる内容だと思いますよ。
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元号令和の元ネタってなに?国書選出アピールってどういうこと?
「平成」から次の時代を表す新元号である「令和」は、万葉集から取られています。
ちなみにこの由来元である万葉集とは、奈良時代に作られた日本最古の歌集です。
この万葉集の第5巻、梅の花に関する32首の歌集の序文が元となっています。
それは「初春の令月」「風和らぐ」という文です。
元号発表の首相談話では、日本最古の歌集を由来元としたことをアピールしていました。
国書選出を強くアピールしたんです。
一般人である我々は「そうか、次の元号は日本らしく万葉集から取ったのか!」となんとなく腹落ちしましたよね。
しかし一部の研究者たちからは違った声が挙がったんです。
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元号令和の由来元が国書選出アピールはズレてる?大元には中国という大国があった
上に書いたように、今回の令和は国書選出であることを強くアピールしました。
理由は今まで一度も国書からの元号の選出はなく、中国の文献から取られていたからなんです。
しかし首相談話での国書選出アピールに、即日で国内と中国の研究者から異議が唱えられた。
今回の「令和」の元となった万葉集の歌は、実は元々は中国の詩をベースに作られたものだからなんです。
しかも中国でその詩が作られたのは100年も前でした。
このような事実は「令和」選定の際に分かっていたはずですよね?
なぜ強めに国書選出アピールをわざわざしたのか?は、定かではありません。
でもこのような事実を見ると、なんだか歪んだ愛国心にも見えてしまいますね。
「令和」に、違和感を持つ持たないは人それぞれでしょう。
ただ「令和」の由来元が国書選出であるという極端なアピールには、しっかりと違和感を持つ然るべき理由があったんですね。
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元号令和の令和についてもっと掘り下げてみよう!令和ってそもそもはどんな言葉?
令和という言葉は造語です。
梅や蘭の花を称える歌集から取られた造語となります。
首相談話では厳しい寒さの後に咲き誇る梅の花のように、日本人1人1人が花を大きく咲かせて欲しいと語っていました。
そしてさらには人々が美しく心を寄せ合うことで、文化が育つという意味が令和にはあるとも説明をしています。
「令和」に込められた意味はとても素晴らしく、美しい意味だったようです。
私も日本国民として、この意味通りの世の中になってくれればと切に願いますね。
ただ前述の通り、不自然な国書選出アピールのために勘ぐりをしたくなってしまうんです。
なぜわざわざ中国への敬意を欠いたような行動を取ったのか?疑念が残ってしまうことが残念でありません。
また、心を寄せ合いという意味を込めた割には透明性がありませんよね。
国民の意思はなく、どなたか方が話し合い決めてしまったあたり何かベールに包まれている感があります。
令和に込められた意味に近付く為には、多くの努力が必要となってしまいそうですね。
令和の令は命令の令?海外メディアの訳だと意味が変わってしまう
令和の令の字の意味は2つあります。
第一には、
上から下に命令するという意味が来ます。
そして第二に
姿形が良いという意味が来ます。
二つ目の意味はあまり浸透していないですよね。
どうしても命令の令の方が印象が強くなっているのではないでしょうか?
今回の元号で、二つ目の意味も浸透するかもしれませんが…
そしてBBCなどの海外メディアも、令和の令の字を「order」と訳していたようなんです。
「order」を逆に日本語に訳すと、「秩序」という意味になってしまいますよね。
これでは「命令の元、秩序ある世の中の平和」などと捉えられてしまうかもしれません。
本来の令和に込められた意味とはかけ離れてしまいます。
元号の選定の際に、こうした海外の反応などは考慮されなかったのでしょうか?
もちろん日本という国が、令和に込められた素晴らしい国になれればこんなとんでもな訳もなくなると思いますけど。
ただ今回の新元号は、色んな意味でハードルが高くなってるような気がしてしまいます。
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新元号令和の発表の裏で起きていたこととは?今や元号発表もビジネス
ここからは少し話が変わります。
新元号発表の裏で起きていた、ビジネスについても触れていきましょう。
新元号発表はまさにお祭り騒ぎでした。
新元号発表がされた直後には、街で号外が配られました。
そしてその号外を奪い合うかのように、多くの方が群がったのです。
記念に欲しかったという人もいるでしょうが、実際は「ネットオークションで売れるから」という理由の方も多かったみたいです
記念すべき号外紙はお金になるからというわけです。
そして令和が万葉集を元にしていると分かると、書店では万葉集関連の書籍が飛ぶように売れました。
こちらもお金になることですよね。
さらにはドメインまでもです。
ネットの住所であるドメインも、「reiwa」の文字がソールドアウトしました。
また令和の詩が詠まれた九州の太宰府にまつわる日本酒には、1万本もの予約が入りました。
ドメインも日本酒も、実はお金になるからが理由となっています。
お祭り騒ぎに乗じた人間が中心にはいたわけです。
それは「転売業者」ですね。
盛り上がりをみせた新元号発表の裏側も、蓋を開けてみればその中心には転売を目論む人間がいました。
天皇即位の記念硬貨なんかもそうでしたが、めでたいから盛り上がっていると額面通りには受け取れない時代となっています。
「転売してお金が入るから」といった理由で、関連品を求める方も多くいるんです。
歓迎ムード一色のバイアスのかかった報道だけを、鵜呑みにしてしまうのはちょっと違うかな?と思います。
需要と供給なので批判をするつもりはありませんが、単純なお祭り騒ぎではなかったことだけは知って欲しいですね。
元号令和に込められた意味とのギャップとは?歓迎ムード一色には違和感あり!
ここまで紹介してきたように、新元号発表は決して単純にめでたいで終わる話ではありませんでした。
万葉集から取った事実はありますが、そのベースにはやはり古来の中国が携わっていたんですね。
古来の中国から学んだことは多々あり、それは紛れも無い事実です。
敬意を欠いたようなアピールはしない方が良かったのでは?と思ってしまいますね。
また新元号発表のお祭り騒ぎの裏では、転売業者の方々が中心となっている部分もありました。
こうした事実を知っていると、歓迎ムード一色の報道には違和感を感じます。
歓迎ムード、お祭り騒ぎはいいことなんだと思います。
でもそこに、疑念や疑問が残ってしまうような事実があることは残念としか言えませんね。
令和に込められた素晴らしい意味に近付ける、そんな世の中に日本がなってくれることを切に願います。
せっかく新元号に立ち会えたわけですから、令和元年がどんな年になるのか?
意識してしっかり見届けようではありませんか!
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